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「ICMIF 5-5-5 マイクロインシュランス開発戦略」へのご支援・ご協力のお願い

5-5-5 マイクロインシュランス開発戦略とは

ICMIFは2015年1月、協同組合/相互扶助組織の理念に基づくマイクロ保険が多くの新興市場において潜在的規模に完全に達し、それにより数百万の低所得世帯の生活にプラスの影響を与えるため、「5-5-5マイクロインシュランス開発戦略」を開始しました。

5-5-5関連

計画では、5年間にわたり、5か国でマイクロ保険を普及させ、500万に上る保険未加入の低所得世帯を新たにカバーします。これは総計で2,500万人に相当します。

対象となる5か国(コロンビア、インド、ケニア、フィリピン、スリランカ)の選定には、すでにミューチャル保険の分野で顕著な実績をあげつつあること、ICMIF加盟組織が存在することなどいくつかの要素を考慮しました。

上記の目標を達成するために、ICMIFは焦点を絞ったインパクト・ベース(ある事象の発生により引き起こされる結果が与えるインパクト(影響)に着目し、インパクトの程度に応じて対応するという考え方)のアプローチを以下のとおり確立しています。

 第1フェーズ国別診断

各国のミューチャル保険市場の現状を調査・確認し、詳細なケース・スタディを作成するという、この分野では初の調査プロジェクト

2フェーズ国別戦略

国別診断の結果と調査に基づく、各国マイクロ保険市場の発展のための詳細な戦略

3フェーズ国別実行プログラム

最終フェーズでは、マイクロ保険を普及するために現地支援と技術援助を行い、国別戦略を実行に移します

5-5-5マイクロインシュランス開発戦略については、ICMIFのVoiceマガジン86号 12~13ページもご覧ください。

ICMIFから各会員団体へのご支援・ご協力のお願い

【画像クリックで文書を表示】

国際協同組合保険連合(ICMIF)は、脆弱な地域社会の強靭化を目的とした「5-5-5マイクロインシュランス開発戦略(5-5-5戦略)」を推進しています。これは、今後5年間に新興5カ国で500万世帯の保険未加入者に協同組合/相互扶助の理念に基づいたマイクロインシュランスの普及を目指すもので、1年にわたる重要な準備段階を経て、コロンビア、インド、ケニア、フィリピン、スリランカの5カ国でプロジェクトが始動しました。5-5-5戦略は、G20ビジネスサミット(B20)がケーススタディーとして取り上げるなど、国際社会でも認知されています。また、国連が「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に盛り込んだ開発目標の達成に向けた取り組みという側面もあります。ICMIF会員にとって5-5-5戦略は、世界の中でもきわめて脆弱な地域社会において協同組合/相互扶助組織の事業モデルを推進し、協同と相互扶助の理念の真価を発揮する絶好の機会となります。ICMIFでは、プロジェクトを支援してくださるICMIF会員団体に対して、公式支援団体として団体ロゴマークの5-5-5戦略ウェブサイト上(近日中に運用開始)への掲載、5-5-5戦略ロゴマークの使用許可、職員や外部関係者にプロジェクトの進捗状況を説明するために活用できるプロジェクト最新レポートの定期的配布などのサービスを行います。すでに、ICMIF会員数社がプロジェクト支援を表明しています。会員団体の皆様には、ぜひ5-5-5戦略へのご支援・ご協力を検討していただきますよう、心よりお願い申し上げます。ICMIFの5-5-5戦略は、国連の持続可能な開発目標17項目のうち5項目に関連しています。貧困の悪循環を断ち切り、脆弱な地域社会にセーフティーネットを作る 小規模農業者の保険加入が食糧確保対策の一つとなる 医療保険へのアクセス向上とともに、病気予防や医療の質の向上にも注力する 女性が保険契約者であるケースが多いため、女性にプラスの影響を与える プロジェクト対象5カ国は気候変動の影響を最も受けやすい地域でもある 5-5-5戦略へのご支援・ご協力に関するお問い合わせは、担当者のティナ・ブレイン(tina@icmif.org)までお寄せください。 「コーポレーターズ社は、インドでのプロジェクトとプロジェクトパートナーであるアップリフト・ミューチュアル社に対して10万USドルの資金援助を行います。さらに、法的側面やアクチュアリー、プロジェクト管理などの分野で弊社職員の専門知識を提供する技術支援も行います。弊社がプロジェクト支援に名乗りを上げたことで、他の会員団体や企業もプロジェクトを信頼して支援することにつながればと期待しています。」 コーポレーターズ社(カナダ)社長兼CEO ロブ・ウェッセリング氏 「レンスフォーシェクリンガー社は、ICMIFの5-5-5戦略に対して今後5年間に50万USドルの資金援助を行います。アップリフト・ミューチュアル社がパートナーとして進めるインドでのプロジェクトは、保険料が手ごろで有意義な医療保険を低所得地域に普及させるためのカギになるものであり、保険未加入者への保険普及を推進するうえで、協同組合/相互扶助組織が重要な役割を果たせることを示すものと考えています。」 レンスフォーシェクリンガー社(スウェーデン) CEO ステン・ドゥネル氏 www.icmif.org/5-5-5-introduction

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