「最新の知識と手法を身に付けさせ、不透明で複雑な状況において戦略を実現させる。」協同組合/相互扶助の保険組織にとって、その役員やマネージャーを移り変わりの激しい保険業界に対応できるようにすることが、今ほど重要な時はありませんでした。そのためにICMIFの会員ができることの1つとして、ICMIFマネジメントコース(AMC)への参加があります。AMCは、通常最低年に2回開催されます。ICMIFの会員企業がその代表者を参加させやすいよう、コースは世界の異なった場所で開催されます。
ICMIFチームは今週、世界各国の10社から14名の参加者をマンチェスターに迎え、2018年第一回目のAMCを開催しました。参加者は、マルメゾンホテルで行われる一週間のコースに参加します。コースでは、ICMIF本部を訪問し、相互扶助のモデルとその歴史について知識を深めます。その後、屋外でのチーム育成演習を行います。
保険組織のリーダーは、単純な規則に基づいたアプローチではもはや不十分であるという複雑な状況の中で目標達成に努めており、合理的な判断と効果的な決断はますます重要になっています。一歩先を進み続けることを望む企業は、その経験豊富なチームリーダーやマネージャーを指名し、AMCに参加させています。コースで得る新たな知見や意思決定方法により、急速に変化し繋がっていく環境の変動性、不確実性、複雑性、曖昧さに対応できるようになります。
- このコースは、チームを指導し、複雑で戦略的な決断を下す経験豊富なマネージャーおよび役員を対象にしています。
- 世界各国からの仲間とともに協力する参加者に対し、AMCは幅広い機会を提供しています。
- 独自のAGILE保険シミュレーションを用いた、不透明で複雑な状況における戦略的な意思決定トレーニング
- 行動に関する実際の課題を基にした、戦略実現のためのトレーニング
- 単純でありながら効果的な、自発的に決断や判断を下す方法を示すモデル
- 戦略的な意思決定を向上させる確かな枠組み
- 複雑な問題に取り組むための使いやすいツール
- 学んだことを職場に反映し、生かすための時間
- 複雑な状況での効果的な診断方法
- 自らと同僚やクライアントの行動を変えるのに役立つ効果的な方法
- 望ましい行動を引き出し、強化するための適切な状況作りおよび支援による指導方法
- 新たな視点から行動に関する重要課題を考える方法。参加者は、このコースを終えた後も引き続きそのアイデアや実際の解決法を共有する、相互扶助の保険リーダーの世界的ネットワークの一員となります。
次回のICMIF上級マネジメントコースは、2018年10月28日から11月2日までの日程で、シンガポールで開催される予定です。
AMCについては、マイク・アシャースト(Mike Ashurst)までお問い合わせください。
ICMIFサイトの英語ニュース記事を許可を得て翻訳・転載しています。