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スリベント(アメリカ)が、2021年に2億8千万米ドルの顧客配当を実施

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アメリカのICMIFのメンバーであるスリベント(Thrivent)は、対象となる保険商品を所有する顧客に、2021年に推定2億8000万米ドル(303億1千万円)の配当金を還元します。これは、厳格な経費管理、強力な投資、および新規契約の慎重な引受けの結果であり、顧客の経済的目標の達成を支援するというスリベントの取り組みを反映したものです。

スリベントは、非営利の友愛共済組合であるため、剰余金の一部を配当の形で適格な顧客に還元することができます。配当は保証されていませんが、スリベントは1913年以来配当を支払ってきました。過去10年間で、29億米ドル(3,139億25百万円)を超える配当が支払われています。

スリベントは、使命に基づいた総合的な金融サービス組織として、200万人を超える顧客に、保険、銀行、投資オプション、財務アドバイスなど、顧客の成功を支援する幅広い金融ソリューションを提供しています。スリベントは、より高い目的を核として、顧客の目標と優先事項に焦点を合わせ、今日そして将来の望む生活を送るのに役立つ金融上の選択を導くことに取り組んでいます。

スリベントの理事会は、組織の成長に必要な金額と、進行中および将来の保険金請求や支払い義務を果たすための組織の能力を保護するために必要な金額を確保した上で、配当金を毎年発行するかどうかを決定します。

スリベントの配当決定は、以下のような多くの要因に基づいています。

  • 保険金請求の経験(死亡率)– 契約保険料を決定するために使用される、支払予定死亡保険金について控えめな想定をしています。死亡率の節約は、実際の死亡保険金で支払われる金額が、保険料が決定されたときに想定されていた金額よりも少ない場合に発生します。
  • 投資結果–実際の投資収益が、契約所有者に対する契約上の義務を果たすために必要な保証金利を超える場合、有利な投資結果が生じる可能性があります。
  • 経費の節約–経費を契約保険料に織り込んでいます。経費の節減は、統制のとれたビジネスアプローチから生じる可能性があります。事業を行うためのコストが予想よりも少ない場合、結果は余剰に貢献します。

分配可能な総額を決定した後、各契約が受け取る価値は、分割可能な余剰金への貢献度に基づいて決定されます。これは「貢献の原則」として知られています。

※ 文中の金額は1米ドル=108.25円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/thrivent-to-pay-out-usd-280-million-in-dividends-in-2021/

掲載日付2021.4.20