1. AOAの概要
国際協同組合保険連合アジア・オセアニア協会(AOA)は、国際協同組合保険連合(ICMIF)の地域協会のひとつであり、またICMIFは国際協同組合同盟(ICA)の専門機関のひとつであることから、これらの団体を順にご説明します。
(1) ICA(International Co-operative Alliance、国際協同組合同盟)
1895年に設立されたICA(本部:ベルギー・ブリュッセル)は、相互扶助と民主主義の精神のもとに、協同組合運動の国際的な発展を支援するための組織で、世界各国の農業、消費者、信用、保険、漁業、林業、勤労者、旅行、住宅、エネルギー等あらゆる分野の協同組合の国レベルの組織が加盟しています。 ICAは組合員約10億人を擁する世界最大の民間公益団体(NGO)であるとともに、国連の経済社会理事会(ECOSOC)諮問機関に登録されている組織です。
(2) ICMIF(International Cooperative and Mutual Insurance Federation、国際
協同組合保険連合)
1922年にICAの専門機関のひとつとして設立されたICMIF(事務局:英国・マンチェスター)は、ICAのもとで協同組合保険運動の国際的な発展を支援するために活動している組織です。 2022年10月現在、ICMIFは世界60か国・地域、197団体から構成されています。
(3) AOA(Asia & Oceania Association of the ICMIF、国際協同組合保険連合アジア・
オセアニア協会)
1984年にICMIFの地域協会のひとつとして設立されたAOA(事務局:東京)は、ICMIFのもとでアジア・オセアニア地域の協同組合保険運動の発展を支援するために活動している組織です。 2022年10月現在、AOAはアジア・オセアニア地域の11か国、43団体から構成されています。
2. AOA設立の目的と主な活動
AOAは以下の目的を実践するため、総会やセミナーを定期的に開催しています。
(1)アジアおよびオセアニアにおける協同組合保険運動の推進
(2)国際協同組合保険連合の活動に会員が意見を反映できる機会の提供
(3)会員相互の交流機会の増大および友好の促進
(4)会員間に共通する問題を解決するための協議の機会の提供
3. AOA理事会体制(2023年2月21日時点)

柳井 二三夫
JA共済連
(日本)

P. A. キリワンデニヤ
サナサ保険会社
(スリランカ)

ジョスリン・D・デキートウ
CARD MBA
(フィリピン)

アダム・ヒース
FMG
(ニュージーランド)

ユン・ヘジン
NH生命保険
(韓国)

ロドニー・スキャンロン
カプリコーン・ミューチャル(オーストラリア)
4. 歴史
【1984-2014】 | 【2015-2019.9】 |
協同組合の国際機関
5.事務局の体制
AOAから会員団体の皆さまへのお知らせ
2022.7.20
AOA会員各位
いつも大変お世話になっております。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)はまだ終息には至ってはおりませんが、各地で実開催イベントの開催や海外渡航の制限緩和など、徐々に日常を取り戻しつつあります。
そうしたなか、AOAでは2021年12月21日開催の理事会で決定した2022年度AOA活動計画のとおり、8月まではウェビナーの開催を主軸とし、10月にはイタリアのローマで開かれるICMIF100周年記念大会に併せてAOA臨時総会の開催を予定しております。
さて、AOA事務局は、4月からメンバーを若干変更し、下記の体制となりました。今後も会員の皆様の声に耳を傾け、会員間での情報共有をはかり、会員の皆様のためにできる限り最善を尽くしてまいります。
皆様の声を活動に反映させていきたいと考えておりますので、いつでもご連絡ください。
【AOA事務局体制】
古和田 博子:事務局長
松原 努:事務局次長、イベント(ウェビナー、セミナー、総会)
山里 也寸志:広報・会員サービス、イベント(ウェビナー、セミナー、総会)
松浦 竜也:会費・経理等
古江 美和:会費・経理に関する事務