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レポート

Willis Re:2021年第1四半期に世界のInsurTechへの投資は過去最高の25.5億米ドルに達しました

Willis Re Insurtech Briefing April 2021

世界のInsurTech(注)セクターでの資金調達活動は、1年前のCOVID-19に関連した一時的な減速から回復し続けており、2021年の第1四半期のこのセクターへの世界の投資額は255000万米ドル(2,779億5千万円)と、四半期ベースでの最高を更新しました。ウィリス・タワーズワトソンが発表した四半期インシュアテック・ブリーフィング(Quarterly InsurTech Briefing )によるとメガラウンド(1億米ドル(109億円)を超える資金調達)数は8回に達し、他のどの3か月の期間よりも多くなっています。

当四半期の総資金調達額は、COVID-19を取り巻く懸念から大幅に減少した2020年第1四半期と比較して180%増加しました。最新の取引件数は、比較可能な2020年第4四半期と比べて22%増加し、個別の取引件数は前四半期より42%増加しました。投資は主に、PC(Property&Casuality,財物)に焦点を当てた企業によって行われ、取引シェアの69%を占めました。

当四半期の資金調達額は8社で113000万米ドル(1,186億5千万円)を超え、調達総額の44%を占めました。これは、1億米ドル以上のメガラウンド資金調達の数としては、四半期ごとの最高となりました。Next InsuranceCoalitionZegoSidecar HealthPie InsuranceClarify HealthCorvus Insurance Agency、およびTypTapはいずれも1億ドル(109億円)以上の資金を調達し、CoalitionZego10億以上の「ユニコーン」ステータス(企業としての評価額が10億米ドル(1,090億円)以上で、非上場のベンチャー企業)を獲得しました。

ユニコーンの誕生に伴い、初期段階の案件が2020年第4四半期と比較して13%ポイント増加しました。2021年第1四半期の投資の60%はシリーズAまたはBの資金調達でした。InsurTechの世界的な広がりは、バングラデシュ、エストニア、ブラジル、ナイジェリア、アラブ首長国連邦を含む24か国の初期段階のスタートアップ企業が参加したことで、単一四半期の中で最も地理的に多様に富んだものとなりました。

ICMIFの賛助会員のウィリス・リー(Willis Re)でInsurTechのグローバルヘッドのアンドリュー・ジョンストン( Andrew Johnston)博士は述べています。「この四半期の記録的な活動は、前例のない速度で成長を続けるテクノロジーに取り組み、それを採用しようとする業界の意欲を反映しています。技術革新は、それを支えるコミュニティが出現したときにのみ定着し、COVID-19は、他のどの要因よりも、すでに始まっていた変化を急速に加速させました。COVID-19は、ストーリーを強化し、テクノロジーがもたらす結果を実証し、それが現在、大規模に達成されていることを示しました。

「とはいえ、InsurTechsが提供するソリューションは、保険会社、ブローカー、保険購入者のいずれであっても、ターゲットとなるユーザーにとって知的かつ商業的に意味のあるものでなければなりません。彼らにとって、テクノロジー自体は、この取り組みの中で最も興味のない部分なのです。残念ながら、これらの現実を理解できないことは、初期のビジネスとして業界に参入することの一般的な困難に加えて、多くのInsurTechが彼らの願望の壮大さを達成することはほとんどないことを意味します。」

製品とサービスの将来に焦点を当てた最新のブリーフィングでは、ます、使用量ベース、オンデマンド、組み込み保険アプローチなど、この分野の詳細を紹介しています。本号では、ライドシェアのドライバーやフリートオペレーターを対象としたInsurTechs Buckle、保険会社と消費者ブランドが保険の配布やサービスを行うためのツールを提供する Sure、中小企業のオーナーやフリーランサー、独立請負業者に保険をかけるThimble、 商用車の保険会社であるZego、独立した労働者向けの保険商品やサービスを設計するCollective Benefits、そして、シェアリングエコノミーを保証するPiklなどの、InsurTechsの事例研究を掲載しています

今期のArt of the Possibleでは、MTech Capital のパートナー兼共同創設者のケビン・マクラフリン(Kevin McLoughlin)氏との議論、組み込み型保険、テクノロジー、そして消費者需要の役割についての見解を紹介します。また、この号では、新しいセクション「代替リスク/代替資本(Alternative Risk/Alternative Capital)」を設けました。第一回目は、コーエン&カンパニー(CohenCompany)の米国保険資産管理プラットフォームおよびそのグローバルILSプログラムの責任者であるジョン・バトラー(John Butler)氏とが、InsurTech分野における特別目的買収会社(SPAC)の役割りについて語ります。(最近では、14億米ドル(1,526億円)のSPACによる QOMPLXの買収で注目されました)。トランザクションのスポットライトでは、 PorchによるHomeowners of Americaの1億米ドル(109億円)での買収を取り上げています。

最後に、ウィリス・タワーズワトソンのマグダレナ・ラマダ(Magdalena Ramada)博士から、ダイナミックなモジュール型保険商品への移行と、それを引受、価格設定、商品設計の観点から最適化するプロセスについての意見を伺います。ウィリス・タワーズワトソンの保険コンサルティングおよびテクノロジープラクティスのEMEAInsurTechイノベーションリーダーであるラマダ氏は、次のように述べています。「補償内容の分解を可能にするモジュール型の商品の設計と展開には高度な技術が必要です。私は、これは未来であると確信しており、すでに一部の多国籍保険会社がこのアイデアの実験を開始していますが、個人向け保険におけるこのアプローチの意味を理解するには、持続可能かどうか、差別をどのように回避するか、個人向け商品、リスクの相互扶助、保険の連帯の原則の適切なバランスを決定するために、多くの検討が必要です。」

レポートを全体を読むには、ここでをクリックしてください。

 (注)InsurTech:保険(Insurance)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語。AIやIOT(Internet of Things、インターネットの通信機能を経由して物を活用する技術)を活用して業務の収益性を高めたり新しい保険サービスを生み出すこと。

※ 文中の金額は1米ドル=109.00円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/willis-re-global-insurtech-investment-reaches-all-time-high-of-usd-2-55-billion-in-q1-2021/

掲載日付2021.4.30