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ICMIF財団は、COVID-19の影響を受けたインドの低所得層を支援するためのアピールを開始します

DHAN Foundation appeal - May 2021

ICMIF財団のパートナーであるDHAN財団とのコミュニティのレジリエンスの構築」

インドのICMIF会員団体でありICMIF財団(ICMIF Foundation)プロジェクトパートナーであるDHAN財団が提供する日々のニュースや情報によると、13億人の人口を抱えるインドはかつてないほどの危機に瀕しています。ICMIF財団は、パンデミックの際に地域社会を支援するDHAN財団への支援をICMIF会員団体に呼びかけました。

COVID – 19の第2波は、農村部の低所得層を中心に、かつてないほどインド国内を席巻しています。農村部では病院での治療が非常に少なく、都市部では病院での治療の限界を超えています。医薬品や酸素が不足しており、医療スタッフも不足しています。20215月第1週の時点で、毎日約40万人の新規感染者が報告されており、毎日何千人もの人々が亡くなっています。

その一方で、DHAN財団に報告によると、インドの多くの州で都市封鎖(ロックダウン)が行われたため、労働者、露天商、小規模店舗のオーナー、農民の生活が直接影響を受けています。これにより、低所得世帯の約3分の1が農村部で再び貧困の罠に陥る可能性があります。また、DHAN財団は、過去1年間にわたり学校が閉鎖されたことが児童労働の急激な増加と学校中退につながると考えているため、子供の教育を確保する上で大きな危機が発生すると予測しています。

このようなひどい状況の中、DHAN財団は、昨年、インド農村部でのCOVID-19との闘うコミュニティを支援するために最前線で活動してきました。DHANが行ってきた活動については、こちらのビデオをご覧ください。

このさらに壊滅的な第2波の中でDHAN財団がこれらの取り組みを継続できるよう、ICMIF財団はICMIF会員団体に対して、パンデミック時の低所得層のサポートにおけるDHAN財団への支援をお願いする呼びかけを開始しました。

2017年に開始された「5-5-5マイクロインシュアランス戦略( 5-5-5 Mutual Microinsurance Strategy)に対するICMIF会員団体の支援のにより、50万世帯以上がすでに共済に加入し、医療・生命保障の対象となっています。昨年、ICMIF会員団体によって提供された財政的支援により、DHAN財団は、インド全土に広く分散したメンバーとバーチャルにつながることができました。さらに、私たちのの支援により、パンデミックの影響を受けた地域社会への必要な現場サポートサービスや予防のためのアドバイスを提供することができました。

カナダのICMIFメンバーであるCAMICは、CAMICメンバーに向けてこのようなアピールを開始しました。CAMICの目標は、相互扶助には限界や国境がないことを示すことです。CAMICの目標は、CAMICメンバーがこの切実なニーズを支援するよう求められている、連帯の努力です。

ICMIF Foundationの詳細については、こちらをご覧ください

ICMIFの会員団体で、ICMIF財団への寄付、DHAN財団への支援を希望される方は、ICMIF財団のリソース・モビライザー(Resource Mobiliser)であるティナ・ブライン(Tina Blain)までご連絡(tina@icmif.org)ださい

2021527日木曜日(午後3BST)に開催のウェビナー「マイクロインシュアランスと持続可能な開発目標」で、DHAN財団が国連の持続可能な開発目標を支援する彼らの取り組みについて話しました。ウェビナーの詳細については、こちらをご覧ください。ウェビナーの記録は、このリンクから見ることができます。

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/the-icmif-foundation-launches-an-appeal-to-support-indias-low-income-communities-affected-by-covid-19/

掲載日付2021.5.26