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MAIF(フランス)は自動車保険料の据え置きを2022年も継続します

Vignette Maif sur arriere de vehicule visuel confinement et mesure prise en faveur des societaires (pendant la periode du Coronavirus)

MAIF(フランス)は、連帯こそが現在進行中のCovid-19の危機に対する唯一の実行可能な解決策であると確信し、パンデミック当初から組合員を支援するために特別な措置を講じてきました。危機からの段階的な撤退が始まる中、MAIF2年連続で粘り強く連帯感を示してきました。

20203月、MAIFは、人々が車を運転していなかったために保険金請求が減少した後のフランスで最初のロックダウンの際に、1億ユーロ(132億3600万円)を自動車保険契約者に寄付する(decision to donate EUR 100 million to its car policyholders )という前例のない先駆的な決定を下しました。さらに組合員向けの強力な措置が続きました。それは2021年の自動車保険料の据え置きです。これらの2つの強力な行動は、MAIFの相互扶助に基づく保険会社としての2つの重要な原則に従って決定されました。MAIFが危機から利益を得るのは問題外であり、すべての人に対して連帯感を強化する必要がありました。

「連帯感は私たちのモデルと協同組合人としての価値観の中心です。それは今日でも強い決断によって表されており、組合員と一緒に存在し続けたいという私たちの願望を示しています」とMAIFグループのドミニク・マヘ(Dominique Mahé)会長は述べています。

パンデミックの危機から徐々に脱出しつつあるとはいえ、MAIFは、その経済的影響は依然として大きく、フランスの多くの人々の日常生活や家計を圧迫し続けていると指摘しています。MAIFは、より長期間にわたって根気強く連帯感を示し続けることを決めました。そのため、先週、2022年までの自動車保険料の凍結を発表しました*。保険金請求や自動車修理費の増加にもかかわらず、MAIFはその財務力に頼りに組合員と連帯しています。

また、MAIFの取締役会は、この連帯の姿勢に基づき、協会、コミュニティ、企業の自動車保険料を2年連続で凍結することを決定しました(自動車およびマルチリスク契約)。

「前例のない経済的・社会的危機に直面して、私たちは長期的な連帯を選択しています。企業には集団のために働く能力と責任があると確信しているので、状況が必要とする限り、組合員を支援するために私たちが持っている手段を使って行動し続けます。」MAIFのマネージングディレクターであるパスカル・ドゥマルジェ( Pascal Demurger)氏は述べていました。

* 2021年に同一の条件と保証、同一のボーナスマルスの下で保険に加入しているすべての車両が対象です。ただし、個々の請求に関連する影響や特定の措置の終了は除外されます。

画像:©Alex Giraud / MAIF

※ 文中の金額は1ユーロ=132.36円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/maif-renews-the-freeze-on-its-auto-insurance-rates-for-2022/

掲載日付2021.6.22