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アクメア(オランダ)は、3億ユーロの準備金を使用して、医療保険料を顧客にとってより手頃な価格にします

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オランダのアクメア(Achmea)は、2022年の基本医療保険料の上昇を制限するために、準備金から約38000万ユーロ(487億460万円)を拠出します。このうち、約3億ユーロ(384億5,100万円)が2021会計年度で計上されます。 アクメアは、Zilveren KruisDe FrieslandInterpolisPro Life、およびFBTOの顧客の健康保険料の手頃な価格に貢献しています。これらのブランドは今月初めに、2022年の保険料を発表しました。

医療保険料の増加の主な理由は、2022年の医療費の伸びです。これは、基本的な医療保険の適用範囲の拡大、医療スタッフの給与の上昇、物価の上昇、高価で特殊な医薬品の使用の増加などが原因です。

アクメアは協同組合であることから、顧客に競争力のある健康保険料を提供することと、組織の健全な財政状態を維持することの間の適切なバランスを目指しています。健康事業の業績が改善された結果、アクメアは今年、保険料の上昇を抑えるために追加の一歩を踏み出すことができました。業績の改善は、主に選択的治療の延期と政府のCovid-19災害対応からの追加資金によるものでした。準備金から保険料への約38000万ユーロ(487億460万円)の取り崩しは、2021年の13600万ユーロ(174億3,112万円)よりも多くなっています。

※ 文中の金額は1ユーロ=128.17円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/achmea-uses-eur-300-million-of-reserves-to-make-health-insurance-premiums-more-affordable-for-customers/

掲載日付2021.12.1