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コモンウェル(カナダ)は、100万カナダドルを地域社会プロジェクトに寄付しています

The Commonwell - LEAF donations update Feb 2022

コモンウェル(Commonwell Mutual Insurance Group)は、2年近くのCOVID-19のロックダウンと制限の後、学習、教育、連携を促進する地域支援と地域主導のプロジェクトがこれまで以上に重要になっていると考えています。コモンウェルは、Covid-19のパンデミックによりこうした重要な地域活動の多くが経済的に苦しんでいるのを見た後、「コモンウェル・カントリー(コモンウェルがサービスを提供する小さな市町村やオンタリオ州東部、中央部、西部の広大な地域)」として知られる地域全体における活動に資金を提供する新しいプログラムを開始しました。

コモンウェルの新しい慈善事業であるL.E.A.F.(Learning and Engagement Accelerator Fund)は、コミュニティが集まって学び、共有し、遊び、集まるための新しい施設や訓練のアップグレード、更新、さらには新設を支援するために活用されています。

今年1月、コモンウェルは、2021年12月に締切ったオンラインによる推薦と審査を行い、この取り組みによって資金提供される21のコミュニティプロジェクトを選定しました。選定されたプロジェクトは、L.E.A.F.のWebサイトで見ることができます。

コモンウェル相互保険グループの社長兼最高経営責任者であるティム・ショーフ(Tim Shauf)氏は、次のように述べています。「L.E.A.F.助成金の初年度となる今年、120件以上、総額500万カナダドル(4億5,425万円)を超える申請書が寄せられ、圧倒されました。私たちは、住民に食事、運動、教育、娯楽を提供する地域の目的を支援すること以上に私たちの地域社会に恩返しをする重要な方法はないと考えるています。」

スポーツエリアの整備、公共図書館の技術刷新、コミュニティ冷蔵庫の拡張、キャリア形成支援プログラムの立ち上げなど、21のコミュニティプロジェクトが選ばれ、資金提供されました。その1つは、フードバンク・プログラムを通じて食糧支援を行う他、地域社会を栄養価の高い食品や教育の機会と結び付けるさまざまなプログラムを提供する、シェアリング・プレイス・フードセンター(画像)です。コモンウェルは、地域社会や地域社会プログラムとのつながりや支援は、組織の全員にとって非常に重要で、相互扶助ビジネスモデルであることから、組織の哲学の根幹であると述べています。

※ 文中の金額は1カナダドル=90.85円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/the-commonwell-donates-cad-1-million-to-local-community-projects/

掲載日付2022.2.15