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シンプリーヘルス(イギリス)は眼科治療のOcuplanの株式の過半数を取得します

Close-up of female eye. Concepts of laser eye surgery or visual acuity check-up

健康・歯科保険のシンプリーヘルス(Simplyhealth)は、予測・予防眼科医療のイギリス最大手のOcuPlanの株式の過半数を取得すると発表しました。また、シンプリーヘルスの最高経営責任者であるスネー・ケムカ(Sneh Khemka)博士の就任も1年となりました。

OcuPlanへの投資により、シンプリーヘルスは、緑内障、高眼圧症、加齢性黄斑変性症、糖尿病性網膜症など、イギリスの700万人に影響を与える疾患に対する革新的な治療と資金提供を拡大することができるようになりました。

その独自の技術により、患者は自分の眼科医を選択し、その専門医と個々の患者の症状に合わせたの眼科治療を組み合わせ、治療の継続を可能にし、失明のリスクが軽減することができます。これは、多くの人々の健康を改善するというシンプリーヘルスの目的に沿ったもので、国営医療保険サービス(NHS)の負担を軽減するのにも役立ちます。

OcuPlanは、眼科外科医のダン・キャラダイン(Dan Calladine)氏によって2019年に設立されました。最新テクノロジーを利用した慢性的な眼疾患への継続的な治療を、より身近に、手頃な価格で提供しています。500人を超える検眼医と眼科医のネットワークを活用し、専門的な眼科医療を必要とする人々に支払いプランを提供します。

ケムカ博士は、次のように述べています。「私は元眼科医かつ外科医で、OcuPlanの技術は慢性的な眼の疾患を持つ患者に治療と健康をコントロールする力を与えることができることを知っています。また、NHSの負担を軽減するのにもつながります。OcuPlanにCEOとしての最初の投資ができたことを誇りに思います。」

OcuPlanの創設者兼CEOであるキャラダイン氏は、次のように述べています。「シンプリーヘルスは、予防医学の価値に対する私たちの信念を共有しています。そのエコシステムに参加するということは、私たちが選択した専門家に手頃な価格で診察してもらいたいという、慢性的な眼の問題を抱えるより多くの人々に私たちのサービスを拡大することができることを意味します。シンプリーヘルスはヘルスケアの未来を象徴しており、私たちはその一翼を担えることに興奮しています。」

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/simplyhealth-takes-majority-stake-in-eyecare-platform-ocuplan/

掲載日付2022.5.10