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レポート

保険における財務の再考:新しいEYレポートは、保険会社が計画と業績管理を再考しなければならない理由を考察しています

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EYの保険における財務の再構築に関する最新レポート「保険会社における財務の再構築:強力なプランニングとパフォーマンス管理能力の構築(Finance in insurance reimagined: Building a strong planning and performance management capability)」によると、保険会社は将来を見据えたプランニングとパフォーマンス管理を変革することができます。レポートでは、なぜ今が財務や他のリーダーがプランニング能力を再考・拡大する時であるのか、そしてどのようにして思慮深く目的意識を持って強力なビジョンを実現するのか、その両方を明らかにしています。

規制の強化、投資家の期待の高まり、競争の激化といった時代において、保険ビジネスのリーダーはより優れたビジネス情報を求めています。理想的には、リアルタイムで情報にアクセスでき、自分でそれを調べることができることです。しかし、ほとんどの組織では、専任の財務計画・分析(FP&A)チームがあっても、タイムリーで将来を見越した考察得るためのツールを欠いています。

保険会社は、FP&A部門が予算や予測データの管理者として機能するのではなく、事業への神託(oracle)として機能するプランニングおよびパフォーマンス管理機能を構築し、業績要因に関するタイムリーで影響力のある考察を生み出し、外部の利害関係者に対して説得力のあるビジネスストーリーを生み出すことを目指す必要があります。

保険における財務の将来像を実現するにはかなりの努力が必要ですが、潜在的な利益を考えれば、それに見合うだけの価値があります。特に、オンデマンドの意思決定支援とモデリングは、プランニングとパフォーマンス管理の強化につながる価値提案であり、経営陣は、財務フレームワークやパフォーマンスと収益の主要指標にわたって、起こりえる行動意思決定への影響を確認できます。

EYレポートのPDFファイルは、次のリンクをクリックしてダウンロードしてください。「再考された保険の財務:強力な計画およびパフォーマンス管理機能の構築(pdf)

このレポートは、EYファイナンスの保険再考シリーズの最新版(EY Finance in insurance reimagined series)です。これまでの記事で、財務機能全般の変革(transform the finance function at large)やサービス提供モデル再考の必要性(reimagine service delivery models)を取り上げています。

EYの著者である、EY Americas 保険・ファイナンス・パフォーマス&リスク・リーダーのチャド・ランチェイ(Chad Runchey) 氏と保険マネージングディレクターのキャロル-アン・バック(Carol-Ann Back)氏が執筆した記事「保険会社がプランニング」とパフォーマンス管理を再考する必要がある理由(Why insurers must reimagine planning and performance management)」は、こちらからご覧になれます。

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/finance-in-insurance-reimagined-new-ey-report-looks-at-why-insurers-must-reimagine-planning-and-performance-management/

掲載日付2022.5.26