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コーポレーターズ(カナダ)は洪水への回復力を高めるための取り組みへの支援を更新します

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コーポレーターズ(Co-operators)は、ウォータールー大学の研究プロジェクト「Partners for Action(P4A)」への複数年にわたる資金提供を更新しました。プログラムの実施と研究に対して50万カナダドル(5,014万5,000円)を拠出します。

2021年後半にブリティッシュコロンビア州で起きた深刻な洪水、そして最近ではマニトバ州の洪水後の異常気象の頻度と深刻さの増加とその壊滅的な影響は、カナダ人にとって大きな関心事です。洪水が発生しやすい未来に備えることはこれまで以上に重要ですが、「Partners for Action」が実施した2020年の調査では、洪水リスクゾーンに住むカナダ人のわずか6%しか自分たちのリスクを認識していないことが明らかになりました。

ウォータールー大学環境学部のジャン・アンドレイ(Jean Andrey)氏学部長は、次のように述べています。「人々や地域社会、自治体は、自分たちが暮らす場所の最もリスクに変化を起こすための力を与えられなければなりません。コーポレーターズとの継続的なパートナーシップは、この作業の中核を支え、カナダ全土でより深く、影響力のあるつながりを構築することを可能にします。」

P4Aは、政府、研究者、企業、地域社会を結びつけて、洪水リスクへの理解を深めています。また、その焦点を、洪水からの回復力を気候行動、気候適応、気候への正義として位置づけること、社会的脆弱性指数、管理避難に関する政策、包括的リスク・コミュニケーションに関する研究など、包括的な対策への情報提供や促進に役立つ研究やツールを優先することに置いています。

「昨年秋にブリティッシュコロンビア州で起きたような壊滅的な洪水であろうと、マニトバ州で現在起きているような異常な降雨と洪水であろうと、私たちは協力と協調(collaborative and coordinated)の取り組みが重要な時期に来ています。」と、2022年6月9日に開かれたCatIQコネクト・フォーラム(CatIQ Connect Forum )の弱い立場にある人々に対する気候変動の影響に関するパネルディスカッションで司会者を務めた、コーポレーターズのAVP of Citizenship(元P4Aディレクター)のショナ・ペダル(Shawna Peddle)氏は述べています。「私たちは人々を置き去りにする訳にはいきません。 P4Aは、今後数十年にわたってどのように適応していく必要があるかについての根拠を示すするとともに、公平な地域社会レベルの洪水への回復力を高める上で重要な役割を果たすことができると考えています。」

この資金提供により、研究の取り組みが2015年の始まって以来、P4Aに対するコーポレーターズからへの総支援額は170万カナダドル(1億7,049万3,000円)になります。P4Aの研究活動の詳細については、2021年の年次報告書をご覧ください。

※ 文中の金額は1カナダドル=100.29円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/beneva-supports-university-research-to-combat-anxiety/

掲載日付2022.5.30