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シンプリーヘルス(イギリス)はデジタルヘルスの新興企業に2件目の大型投資を行いました

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イギリスを代表する健康・歯科保険のシンプリーヘルス(Simply health)は、炎症性疾患のデジタル治療を提供するアンパサンド(Ampersand)に投資したことを発表しました。この提携により、イギリスにおけるデジタル治療の導入が加速し、広範囲の炎症状態に苦しむ患者の外来予約を減らし、健康状態を改善し、予定外の通院を減らすことができます。

アンパサンドは、クローン病、関節炎、乾癬などの慢性炎症性疾患を管理・モニターする臨床医を支援しています。設立から4年足らずで急速に拡大しているこの組織は、科学者、臨床医、数十の主要なNHSトラストと協力し、生活の質とメンタルヘルスを改善する行動科学に基づく介入を展開しています[1]。病院の収容能力を30〜50%高め、A&E訪問を89%削減する「在宅病院」経路を導入しています。[2]

この革新的な技術は、Innovate UK、NHSX、多くの全国規模の慈善団体からの支援を受けて、Barts HealthおよびKing’s College Hospital NHS Trustsと共同開発されました。

これはシンプリーヘルスが行ったHealthTechの新興企業への2番目の大規模投資で、シンプリーヘルスは、今月初めに、予測・予防アイケアパッケージの国内トッププロバイダーであるOcuPlanの株式の過半数を取得すると発表しています。

「シンプリーヘルスでは、イギリスにおける予防・予測医療の開発と普及に努めており、アンパサンドなどの企業は、この新しい医療の枠組みの最前線にあります。アンパサンドなどの革新的な技術により、私たちは長期的な健康状態(living with long-term health conditions)にある人々が自分の健康を管理できるようにすることができます。OcuPlanとともに、これらの新興企業をシンプリーヘルスのエコシステムに迎えることができ、これ以上の喜びはありません。」とシンプリーヘルスのCEOのスネー・ケムカ(Sneh Khemka)博士は述べました。

「世界中で6億人の人々が炎症性疾患を患っています。これらの疾患は、患者や患者を取り巻くケアシステムに生涯にわたって大きな負担をかけることになります。私たちは、シンプリーヘルスからの投資によって、これらの課題に取り組んでいきたいと考えています。私たちは患者を治療の中心に据えるという共通の取り組みが私たちのインパクトを高め、大きな収益をもたらすと確信しています。」とをアンパサンドの共同創設者兼最高経営責任者であるネイダー・アラグバンド(Nader Alaghband)氏は述べました。

[1]レイチェル・モラン(Rachel Moran).他による共同研究論文。「PTH-16ロックダウン生活:IBDの自己管理をサポートすることで、MyIBD医療を通じて疾患管理を向上させる」https://gut.bmj.com/content/70/Suppl_4/A178.2。最終アクセス日:2022年4月29日。

[2] G・パークス(G Parkes)、他による共同研究論文。「IBDのデジタル治療器「IBD CARE」の安全性と効果。イギリスの2つのセンターにおける症例対照研究。」https://www.nxtbook.com/ueg/UEG/Journal2021/index.php?startid=467#/p/466。最終アクセス日:2022年4月29日。

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/simplyhealth-makes-second-significant-investment-in-digital-health-start-up/

掲載日付2022.5.31