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活動の記録

【終了】ICMIFウェビナー:「IFRS 17 –メリットと課題に関するヨーロッパの相互保険の視点」 日時:2022年7月12日火曜日、午後10時(日本時間)

IFRSは企業とその財務諸表の一貫性と信頼性を高め、企業、国、業界ごとに有意義な比較を行うことができるように、共通の会計言語を作るために制定されました。

国際会計基準審議会(IASB)によって発行され、企業が会計においてどのように情報を維持し、開示すしなければならないかを規定し、取引の種類や財務上の影響を与えるその他の事象を定義しています。

およそ20年に渡る議論の末、IFRS 17 –保険契約は2020年6月に公表され、2023年1月からの報告に適用されることになりました。

IFRS第17号の影響と要件は、保険のバリューチェーンのあらゆる部分で感じられます。IFRS第17号は、多くの会社がIFRS第9号を承認していることに加え、貸借対照表、損益計算書、株式持ち分変動、キャッシュフロー計算書、補足説明情報などの保険会社の開示の側面に影響を与えます。IFRS第17号は、より詳細なデータとより詳細なコホート分析(Greater granularity of data, with deeper cohort analysis)が必要になるため、この変更はIFRSの報告者にとって重要なものになります。これには、保険数理評価やデータ検証、利益のより正確な反映、資産負債管理、リスク管理をより正確に反映させることが含まれます。さらに、企業は、新基準に関連する新しい財務指標や用語について、社内外の利害関係者と連携する必要があります。

IFRS第17号は、保険会社に業務上および財務上の両方の影響を及ぼし、その程度は、保険会社が契約する保険や事業を行う国によって大きく異なります。。

2023年からの移行にあたり、保険会社がどのように事業慣行を調整しているかをよりよく理解するために、相互保険会社のムチュア・マドリード(Mutua Madrileña,スペイン)とムチュア・ドス・ペスカドーレス(Mútua dos Pescadores,ポルトガル)より経験と課題を報告し、AMベストが解説します。

講演者:

  • ラモン・エルナン(Ramon Hernan):統合・技術会計部(ムチュア・マドリード・グループ、スペイン)
  • アナ・ビンセンテ(Ana Vicente):CEO(ムチュア・ドス・ペスカドーレス、ポルトガル)
  • マヘッシュ・ミストリー(Mahesh Mistry):シニアディレクター、信用格付け基準リサーチ&アナリスティックス、AMベスト(イギリス)

参加登録は、https://www.icmif.org/webinars/ifrs-17-a-european-mutuals-perspective-on-the-benefits-and-challenges/より行なってください。なお、このウェビナーはICMIF会員団体の役職員専用となっていますのでご注意ください。また、詳細情報等のお問い合わせは webinars@icmif.orgにメールしてください。

ウェビナーのライブ視聴に参加できなかった方や後日繰り返し視聴したい方のために、ウェビナー終了直後に録画を視聴するためのリンクがご登録されたメールアドレスに送信されます。