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カナダのワワネサ、デジャルダン、ゴア・ミューチュアルが、ハリケーン・フィオナの被害を受けたカナダの地域社会への支援を発表しました

Car submerged near Montreal, during spring floods in 2019

9月末、カナダのワワネサ(Wawanesa Mutual Insurance Company)、デジャルダン・グループ(Desjardins Group)、ゴア・ミューチュアル(Gore Mutual Insurance Company)は、ハリケーン・フィオナ(Fiona)により大きな被害を受けたカナダ大西洋およびケベック東部の地域社会における災害救援活動を支援するための寄付をそれぞれ発表しました。

ワワネサは、緊急支援として、総額15万カナダドル(1,599万9,000円)の寄付を行うことを発表しました。その内訳は、ハリケーン・フィオナの被災者にに仮設住宅、衣類、食料、その他の必需品などの緊急サービスを提供するためにカナダ赤十字社ハリケーン救援基金に 10万カナダドル、保険ブローカー、ワワネサ従業員、一般市民を対象した 寄付マッチング プログラムへの支援に 5万カナダ ドル(533万3,000円)です。

ワワネサのカナダ損害保険事業社長のキャロル ジャーディン(Carol Jardine)氏は、次のように述べています。「私たちのカナダにおける事業は、カナダ大西洋州(Atlantic Canada)とケベック州の東部の保険契約者や企業への保険契約を通して利用可能なサービスの提供に重点を置いています。気候変動や異常気象がカナダ人に及ぼす被害の拡大を認識しており、私たち全員がより回復力のある方法で顧客の復旧・再建を支援することに全力を尽くしています。」

「ハリケーン・フィオナによる被害は、私たちの友人や隣人に大きな打撃を与えました。」と、ワワネサのポール・フォバート(Paul Faubert)カナダ東部地域副社長は付け加えました。「そのため、緊急資金を直接提供することに加えて、保険ブローカー、従業員、および一般市民からの寄付に同額を上乗せして寄付します 。」

これらの緊急資金は、2022 年にカナダと米国の地域社会組織を支援することを約束した約 350 万カナダドル(3億7,331万円)の 一部として提供されます。ワワネサは、Institute for Catastrophic Loss Reduction (ICLR) の会員として、異常気象と気候変動の影響、地域社会の回復力を高める必要性についての認識を高めるための保険業界の取り組みを支援しています。。

デジャルダンもカナダ赤十字社とも提携し、ハリケーン救援基金に 75,000 カナダ ドル(799万9,500円)を寄付したことを発表しました。また、協同組合金融グループ(Cooperative financial group)は、ハリケーン・フィオナの被害を受けた組合員と顧客向けの支援策を速やかに打ち出し、特定金融商品における対応措置など状況に合わせた個別支援を発表しました。

デジャルダン・グループのガイ・コルミエ(Guy Cormier)社長兼 CEO は、次のように述べています。「このような壊滅的な被害に対して無関心でいることはできません。ハリケーンの被害を受けた組合員や顧客への支援策を迅速に講じます。また、赤十字の救援基金に 75,000 カナダ ドルの寄付を行い、ハリケーンの被災者を支援している現場の人々を支援しています。」

ゴア・ミューチュアルも、カナダ大西洋岸での災害救援活動を支援するために、カナダ赤十字のハリケーン救援基金に 5万カナダ ドル(533万3,000円)を寄付しました。

ゴア・ミューチュアルの アンディ テイラー(Andy Taylor)CEOは、次のように述べています。「とプ社は近代的な相互保険会社として、地域社会が必要ととするときに支援を行なってきた長い歴史があります。ハリケーン・フィオナは、カナダ大西洋岸の人々に壊滅的な影響を与えました。この寄付が、住民の再建に役立つことを願っています。」

※ 文中の金額は1カナダドル=106.06円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/wawanesa-desjardins-and-gore-mutual-announce-support-for-canadian-communities-impacted-by-hurricane-fiona/

掲載日付2022.10.3