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CICグループ(ケニア)がケニアの協同組合向けの医療保険を開始しました

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10月初め、CIC グループは、ケニアの協同組合向けの新しい医療保険「CoopCare」の発売を発表しました。

この商品は、ケニア国内の協同組合組合員の入院、外来、出産、歯科、眼科、葬儀費用(Last expense)を保障します。この保険は、協同組合組合員と10名以上で組織される協同組合を対象としています。加入年齢の上限は70歳となります。

CICグループの パトリック・ニャガ(Patrick Nyaga ,写真)CEO は、この発表の中で、「エコシステムは協同組合に大きく依存しており、医療を含むさまざまな面で組合員がリスクにさらされるのを減らすことで、組合員に経済的保護を拡大する対応策を提供することが賢明です。協同組合は総合金融を実現する大きな存在であり、1,400 万人を超える組合員を擁しています。貯蓄と投資のツールとして使用される協同組合は、金融へのアクセスを高めるだけでなく、共同体の成長のための基盤も提供します。「CoopCare 」の保障内容は、手頃な価格で利用しやすい医療保険を通じて、組合員のリスクを軽減あるは排除することができるように設計されています。」と述べました。

「CoopCare」 は、入院、外来、産科、歯科、眼科、葬儀の各費用を保障します。契約者(Beneficiaries)は、入院のみ、または入院と外来の両方の保障を購入する選択肢があります。保険金は、入院に30万ケニアシリング(KES,36万円)、外来に 5万ケニアシリング(6万円)、出産に  2万5,000ケニアシリング(3万円)、歯科および眼科に 7,500ケニアシリング(9,000円)、葬儀費用に  5万ケニアシリング(6万円)を上限に支払われます。

損害保険担当のフレッド・ルオロ(Fred Ruoro 氏)常務は、次のように述べています。「医療費の自己負担は、患者だけではなくその家族や友人にも大きな負担を強いることになります。そのため、医療保障は経済的な保護に不可欠なものであり、組合員の社会経済的健康の増進を含む協同組合の目標にも合致します。CoopCare は、より多くの組合員が質の高い医療サービスを低コストで受けられるようになることを期待しています。医療を受けることは当然の権利ですが、時には医療費が高額になり、財政的負担が生じる可能性があります。CoopCare は、このような負担を軽減するため作られました。」

この保険では、ミッション系病院と低コストの私立病院を含む低コストの医療機関が指定されています。組合員は、最大 6 人の扶養家族 が加入できるファミリー パッケージ(M+6) 、または組合員のみ (M+0) のいずれかに加入することができます。組合員と 6 人以上の扶養家族は、追加の扶養家族を保障するための追加保険料がかかります。追加保険料はパッケージによって異なりますが、年間2,500(3万円)~3万6,000ケニアシリング(4万,200円)です。

※ 文中の金額は1ケニアシリング=1.20円で換算

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/cic-group-launches-medical-cover-for-cooperatives-in-kenya/

掲載日付2022.10.7