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JA 共済連のインパクトボンドファンドへの出資について

JA共済連(全国共済農業協同組合連合会、代表理事理事長村山美彦)は、英Schroders plc傘下のBlueOrchard Finance Ltd が運用受託する「 Orchard 2025 Fund」(以下「本件ファンド」へ投資を行いました ので、お知らせいたします。

 

<ファンドの概要>

ファンド名  Orchard 2025 Fund(ルクセンブルク籍投資信託)
運用会社  BlueOrchard Finance Ltd Ltd ※1(スイス)
投資アドバイザー 農林中金全共連アセットマネジメント株式会社
投資対象 運用会社のインパクト投資基準を満たす企業、ソブリン、国際機関が発行する債券
投資額 200億円

※1:国連主導により2001年に設立された20年超のインパクト投資実績のある運用会社であり、インパクト投資のパイオニア

 

本件ファンド は、主に気候変動、 金融サービスへのアクセス 、その他の 社会課題や環境問題の解決を支援する債券等への投資を通じて、人々、社会、地球にプラスとなる影響を与える環境・社会的インパクトを創出することを目的としており、SFDR※2における第9条(サステナブル投資を目的とする金融商品)に該当しています。

※2:金融機関に対するESG情報の開示義務を定めたEUの規則

 

なお、本件ファンドへの投資については、グループ会社である農林中金全共連アセットマネジメント株式会社が投資アドバイザーとして参画し、組入銘柄のモニタリングなどクレジット分析、投資助言等を担当します。

 

<本件ファンドへの投資を通じて 貢献する主なSDGs目標>

3 すべての人に健康と福祉をのアイコン画像6. 安全な水とトイレを世界中に7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに8. 働きがいも経済成長も9. 産業と技術革新の基盤をつくろう12. つくる責任 つかう責任13. 気候変動に具体的な対策を

 

<本件ファンドへの投資の背景>
本会では、事業活動の積極的な取組みを通じて、豊かで安心して暮らすことのできる地域社会づくりに貢献することを使命の一つに掲げております。資金運用においても、取り巻く環境変化を踏まえ、安定的な収益の確保を基本とするなかで、国内外問わず社会課題解決に資する責任投資に取り組んでいます。特に本会の事業基盤である農業や共済事業への影響が大きい気候変動への対応に重点的に取り組んでおり、今回、その一環として本件ファンドへの投資を行いました。

 

これからも、JA共済連は、農業と地域社会の持続的発展に貢献するとともに、地域社会を構成する一員としての社会的役割を果たしていくため、資金運用における責任投資を進めてまいります。

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

https://www.icmif.org/news_story/zenkyoren-invests-in-impact-bond-fund-to-support-climate-resilience-and-rural-sustainability/

掲載日:7月10日