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ヴォードワーズ(スイス) 新型コロナウイルスのパンデミックをうけ中小企業、看護スタッフ、個人をサポートするための取り組みを開始へ

相互扶助のアイデンティティと、緊密さと連帯というその価値を125年間にわたって忠実に守り続けてきた、スイスのICMIF会員であるVaudoise(以下、「ヴォードワーズ」)は、地域経済と個人の双方を支援するためいくつかのイニシアチブを立ち上げています。ヴォードワーズはこの目的のために、Qoqa および Groupe Mutuel Foundation と力を合わせて、スイスの自営業者および中小企業に財政支援を提供する独自のウェブ・プラットフォームである DireQt を立ち上げました。さらにヴォードワーズは、看護スタッフをサポートするために、ローザンヌ大学病院に数千枚の防護マスクを寄付しました。また、顧客の現在の財務上の懸念を軽減するための措置も講じています。

コロナウイルスと戦うためのスイスの最近の対策は、必須でない事業活動に分類されている企業を支援するには十分ではありませんでした。また、個人はパンデミックの経済的影響を受けています。「現在の制限が近いうちに緩和されないと、状況はさらに懸念すべきものとなります」と、ヴォードワーズは述べます。

  DireQt:中小企業、自営業者、個人をサポートするプラットフォーム

新しい DireQt のコミュニティプラットフォームは、持続可能な方法で地域経済を活性化することを目的としています。ヴォードワーズの CEO である Jean-Daniel Laffely 氏は次のように述べます。「このパートナーシップは、地元の製品を提供することによって、ビジネスを閉じざるを得なかったり、あるいは取引減少のため困難に陥ったりしているスイス全国の中小企業と自営業者に見通しを与えるとともに大きな経済的メリットを提供します。」

シンプルでアクセスしやすいDireQt.chのサイトでは、インターネットユーザーが自分の好きな1つ以上の販売業者で使用できるバウチャーを購入できます。購入したバウチャーはその金額に関係なく、自動的に30%が加算されます(顧客に10%、販売業者に20%)。具体的には、仮にパン屋から90スイスフランのバウチャーを購入した場合、実際は顧客にとって100スイスフランの価値を持ち、パン屋にとっては120スイスフランの実入りとなります。

ヴォードワーズとGroupe Mutuelによる当イニシアチブへの拠出金額は200万スイスフラン(約22,000万円)に上り、2社間で均等に負担されます。

  保険契約者と医療スタッフをサポートするヴォードワーズ

ヴォードワーズはスイスの医療従事者の揺るぎない覚悟に対して非常に神経を使っており、ローザンヌ大学病院、CHUV、ホームヘルパー協会に数千枚のマスクを寄付しました。

ヴォードワーズはまた、一部の顧客が直面しているかもしれない困難な財政状況を緩和するために最善を尽くしています。必要に応じて保険料支払いを猶予し、商業向けの特定のソリューションを交渉する用意もあります。

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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