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サナサがスリランカで最も脆弱な人々のための100万ドル(1億1千万円)規模の救済プログラムを発表

スリランカにおける新型コロナウイルスの状況は、「現時点では制御されている」と報告されており、これまでに報告された症例は100強で、死亡例はありません。しかし、ウイルスの感染拡大を抑制するために講じられた厳格な外出禁止令を含む一連の措置は、一般市民に計り知れない苦難をもたらしました。例のごとく、最低限の収入で生活している人々は、基本的なニーズを満たせず、薬を買ったり子供に食事を与えたりすることができないため、最も大きな困難に直面しています。

スリランカのICMIF会員団体 SANASA Insurance(以下、「サナサ保険」)でシニアマネージャーを務めるRavinda Herath 氏は次のように述べています。「協同組合として、サナサグループ は人々を第一に考え、それゆえ私達は最も困窮している人々に焦点を合わせ、その支援を拡大しています。」

「サナサ保険では、コミュニティの中で最も脆弱な部分を支援して危機を乗り越えられるよう支援する百万ドル規模の緊急救済プログラムを実施する予定です。」

このプログラムには以下の2つの段階があります。

    • 最も脆弱な層への食料等の提供: 地元の食品流通業者として責任を負う1,000ものサナサ・プライマリーソサイエティの支援を受け、各家庭に生活必需品を供給する。このプログラムは、農村の家族が生きる上で十分な食事をとれることを確実にします。
    • 各家族に自給自足を奨励: 家庭菜園について人々を教育し、耕作放棄された水田を再耕作する。

このプログラムは、スリランカにおける現状の管理に関連する地方自治体の承認の下、サナサ保険 により完全に実施および運営が行なわれます。

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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