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フィリピンのクライムス(CLIMBS) 新型コロナウィルス危機により助けの必要な病院やコミュニティを支援するキャンペーンを主導

新型コロナウィルスのパンデミックの初期に、私たちは、フィリピンにおけるICMIF会員である協同組合保険組織クライムスCLIMBS Life and General Insurance Cooperative)が危機時にどのように会員を支援していたかについてレポートしました。

これには、3月11日の「危機管理計画」および「危機コミュニケーション計画」策定のための特別なタスクフォースの設置が含まれます。

また、「単なる保障ではありません “more than just protection”」というキャッチフレーズの下で、クライムスは「CLIMBS CARES(Community Action Response and Emergency Services)」を立ち上げました。これは特に安全な飲料水と衛生目的の水の配給において影響を受けるコミュニティの支援を目的としています。クライムスは、COVID-19ホットラインを独自に運営しており、会員に限らず一般人にも公開されています。

それらの措置に加えて、クライムスは3月末にかけて「Adopt a Hospital」キャンペーンを開始しました。これは、新型コロナウィルス患者をケアする医療センターの第一線の労働者に個人用保護具を与え、毎週金曜日には温かい食事を提供することに特化した取り組みです。このプログラムには、39,350米ドル(約425万円)相当の資金が当初配分されました。クライムスはまた、フィリピン総合病院、北ミンダナオ医療センター、ヴィセンテ・ソット記念医療センター、南部フィリピン医療センターを支援するため、19,446米ドル(約210万円)相当の提供を約束しました。

「連帯の呼びかけに多くの協同組合が応じ、とりわけ「協同組合間協同」と「コミュニティへの関与」という長年の協同組合原則を実践していくことを望んでおります」と、クライムスの社長兼CEOである Noel Raboy氏と会長の Fr. Elmo P. Manching 氏は共同声明の中で述べました。

「Adopt a Hospital」キャンペーンの開始以来、クライムスはフィリピンの他の協同組合に対してこのプログラムへの参加を呼びかけ、彼らはそれに応じました。クライムスの提携協同組合および会員協同組合は可能な金額を寄付し、食料あるいは個人用保護具の購入に充てられた後、新型コロナウィルス対応センターとして宣言されている地域の病院または境界線に置かれた検問所の第一線の労働者に配達されました。

また、クライムスはそのホームページで、連帯の呼びかけに応えてくれた協同組合に対し深い感謝の意を表明するとともに、「コミュニティへの関与」についての協同組合原則を実践に移したいと望んでいることを、さまざまな能力と独自の取り組みで示してくれたその他の協同組合人にも敬意を表しました。

さらに、クライムスはこの4月に「Adopt-A-Neighbour」プログラムを開始し、CLIMBS CARESのボランティアが地域コミュニティの人々のために食品の入った小包を作りました。カガヤン・デ・オロにあるクライムス本部の従業員一人一人が、その救済パックの配布先として各自の地元から20世帯を選定しました。このプログラムには総額110万ペソ(約231万円)の資金が配分され、カガヤン・デ・オロの2,690世帯に恩恵をもたらすことができました。Noel Raboy社長兼CEOは、「Adopt-A-Neighbour」は「Adopt-A-Hospital」プログラムから派生したものであると述べています。

「この困難な時期には1ペソでも大切ですから、私たちは、この危機に際してより多くの助けが必要な他者のために喜んでお金を分かち合ってくれた協同組合、協同組合の会員、パートナーの仲間たちを称賛します。コロナウィルスと戦い打ち勝とうとする努力の中で、私たち皆ができる小さな努力が合わさって貢献をしてくれることを願います」とRaboys氏は付け加えました。また同氏は、「このプログラムを成功させるために勇気を持って前に進んだクライムスの従業員にも心から感謝します」と述べました。

食品のパックは4月の最終週に配布されました。

クライムスに関する記事の引用を許可してくれたCoop NewsのAnca Voinea氏に感謝申し上げます。

※ 文中の金額は1米ドル=108円、1フィリピンペソ=2.1円で換算

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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