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EMC(アメリカ)が権威ある2020年イノベーション賞を獲得

アメリカのICMIF会員 EMCEMC Insurance Companies)は、その革新的な文化とプロセスの独創性、リーダーシップ、そして影響が認められ、InnovationIOWA誌から2020年イノベーション・リーダー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。

EMCの Scott Jean 社長兼CEOは次のように述べています。「イノベーションは、EMCが使命とビジョンを実現するための原動力となる5つのコア・バリューのひとつです。これに焦点を当てることでEMCは、革新的な変化を受け入れることの重要性を理解し、新しいアイデアや方法をビジネスに取り入れるサポートをしていることを示しています。」

Jean氏はまた、保険業界におけるイノベーションの長期的な戦略的重要性を強調し、「私たちは、組織全体をイノベーション・ジャーニーに巻き込むことにより、業界をリードする仕事をしていると信じています」と付け加えました。

  EMCのイノベーション・ジャーニー

このジャーニーは、2016年に戦略分析部とイノベーション・ラボを創設し、そして初代イノベーション・リーダーの Jason Gross 氏を雇い入れたことから始まりました。イノベーションの文化を支援するため、EMCのイノベーションチームは、革新的なプログラム、プロセス、コミュニケーションの設計と提供を目的として2017年に設立されました。EMCグループでは、次のような形で全事業部門を横断した連携を図っています:

      • 企業横断的イノベーションチーム:対象分野の専門家が革新的なソリューションのパイプラインを開発・維持
      • イノベーション・ブレクファスト:インシュアテック企業からの売り込みを見てイノベーションの優先順位と成功について上級リーダーと連携するための全従業員を対象とした月例プログラム
      • 新たな問題とトレンド協議会:部門を超えたチームが保険の新たなトレンドを調査しEMCにとっての機会を特定
      • インシュアテック・プロセス:すべての専門家が情報技術、戦略分析、セキュリティ、法務、コンプライアンスなどの意思決定に確実に関与できるようにするためのマルチステップのプロセス
      • ラボ:ポップアップ・イノベーション・ラボで従業員が新しいテクノロジーを探索、調査、推奨する参加型の機会を創出

現在、Jason Gross 氏はEMCのイノベーション担当副社長です。彼は最近、インシュランス・イノベーター(保険セクターのイノベーションに関するニュースを共有するグローバルなB2Bマーケティング・ソリューション企業)に対し、いかにEMCの組織文化がイノベーションを促進するかについて語りました。

このインタビューの中で Gross 氏は、同社には業務全体を通じて正しく機能するイノベーションの文化が組み込まれていると述べています。彼はまた、保険において今日最も重要な革新的トレンドは、人工知能の能力と応用の拡大とそれらの新たなデータソースの理解を中心に展開していることを強調しています。

将来を見据えると、保険業界の将来の成功にはさまざまなセクターが協力する必要があると Gross 氏は考えています。同氏は、規制当局から保険会社、そして保険ブローカーに至るまで、全員が一緒に働くことに強い関心を持っており、保険業界のあらゆる分野で既に協調に向けたトレンドが強まっていると指摘します。

インタビュー全文を読むにはこちらから。

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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