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AVBOBが南アフリカのジェンダーに基づく暴力との闘いに貢献することでネルソン・マンデラの遺産を記念する

ICMIF会員のAVBOB(南アフリカ)は、共済組合、葬儀サービスと保険のプロバイダーとして、本質的にサービスを提供する地域社会に関与していると述べています。そのため、今年のマンデラの月を記念する一環として、同グループは全国のいくつかの非政府組織(NGO)への寄付により、ジェンダーに基づく暴力(GBV)との闘いに参加しました。

新型コロナウィルスによるロックダウンの1週目に、南アフリカでは87,000件を超えるGBVの事例が警察に通報されました。それ以降、GBVの事例が急増したことを示すレポートが相次いでいます。

それゆえにAVBOBは、このようなGBVの蔓延への認知を高めようとする闘いに参加することが、組織の責任であると考えていると述べています。AVBOBは従来から、最高経営責任者のカール・ファンデルリエット(Carl van der Riet)氏に率いられてGBVに対する公の立場をとってきました。しかし、南アフリカ全国の7つのNGOに合計21万ランド(131万円)を寄付することで始まったGBVに対する新たなキャンペーンの開始により、取り組みは強化されています。これは、今後数日以内に開始される全国的な取り組みの序章です。

ファンデルリエット氏は、AVBOBの反GBVの取り組みの立ち上げを受けて、「今年のマンデラの月が終わりを迎えるにあたり、私たち全員が反対の立場を示してきたこの問題について、マディバ(ネルソン・マンデラの愛称)の言葉で始めることが適切です。マディバは、『私たちの自由は、女性や子供に対して暴力を振るう人々によって私たちの安全が否定されている限り、依然として不完全である』と言いました。今日の私たちの国の状態を見ると、彼の言葉は依然として痛いほど真実です。大人も子供も、虐待するパートナーや親と一緒に家に閉じ込められており、失業という経済的ストレスがさらに状況を悪化させる中、立ち向かい、社会の最も脆弱なメンバーに対する暴力の惨劇を終わらせることは、私たち全員の責任です」と語りました。

ファンデルリエット氏は、「AVBOBの主要な目的は、認知を生み出しているだけでなく、決定的な行動を取っていることをステークホルダーに示すことにあります」と付け加えます。「さらに、AVBOBは相互扶助組織として、人びと、地域社会、私たちの周りの人々の生活改善を目的とした取り組みを支援しています。このことは、AVBOBが『We’re here for you®(私たちはあなたのためにここにいます)』というブランドの約束に忠実であることを証明しています。」

寄付を受けた7つのNGOについて、AVBOBのウェブサイトで詳細をご覧いただけます。

※ 文中の金額は1南アフリカランド=6.25円で換算

  
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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