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ラ・キャピタルとSSQ保険の合併によりカナダ最大の相互扶助保険会社が誕生

今年7月上旬、ラ・キャピタル(La Capitale)とSSQ保険(SSQ Insurance)は、正式に対等合併し、350万人を超す会員と顧客を擁するカナダ最大の相互扶助保険会社が発足したことを発表しました。

ラ・キャピタルとSSQ保険の合併はもともと今年1月に発表され、いくつかの規制上の手続きを完了した後、2020年7月3日に対等合併が正式に行われました。新会社の名称は、両社の段階的な統合が続く2020年秋に発表されます。

同社は、4,700人の献身的な従業員、確立された相互主義の価値観、健全な財務、そして多様な専門知識を備えた強固な基盤の上に構築されていると述べています。運用資産は合計で200億カナダドル(1兆6,200億円)を超え、保険料は合計で50億カナダドル(4,050億円)です。本社はケベックシティに残ります。

新会社は現在、カナダで最大の相互扶助保険会社です。また、グループ保険においてケベック州でトップ、カナダで4位、個人保険においてはケベック州で4位、カナダで6位です。損害保険では、ケベック州で3位、カナダで13位となります。また、貯蓄においても強力な地位を占めており、分離ファンドではカナダで7位にランクされています。

7月に合併を正式発表して以降、ラ・キャピタル/ SSQ保険は国際協同組合保険連合(ICMIF)にも加盟しました。ICMIFのショーン・ターバック事務局長は次のように述べています。「ICMIF、理事会、および200の会員組織を代表して、ラ・キャピタルとSSQ保険の対等合併の公式発表に心よりお祝い申しあげます。これにより、350万人を超える会員と顧客を擁するカナダで最大の相互扶助保険会社が誕生しました。新しく設立された組織が、ICMIFならびに会員が所有する保険組織のグローバルなネットワークに参加を決めたことを嬉しく思います。新しい社長兼最高経営責任者であるジャン=フランソワ・シャリフー(Jean-François Chalifoux)氏と、取締役会長であるジャン・サンジェレ(Jean St-Gelais)氏と協力できることを楽しみにしています。」

ラ・キャピタル/ SSQ保険の社長兼最高経営責任者であるジャン=フランソワ・シャリフー氏は、次のように述べています。「当社は国内最大の相互扶助保険会社として、カナダの相互扶助主義および協同組合運動を先導しています。ICMIFを通じて、私たちは世界最大の相互扶助のネットワークに参加することになります。これは、私たちの組織の資産になると確信しています。ICMIF会員の知識、スキル、経験は、特に持続可能性、イノベーション、新たなリスクに関して、私たちの競争力の強化に貢献するでしょう。何よりも、相互扶助や協同組合のモデルを私たちの会員や顧客に宣伝できることを嬉しく思います。」

ラ・キャピタル/ SSQ 保険の詳細については、largestmutual.caをご覧ください。

※ 文中の金額は1カナダドル=81円で換算

  
ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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