ブラジルGrow+イノベーション賞 2020（Brazilian Grow+ Innovation Awards 2020）が2020年9月に発表され、ブラジルのICMIF会員であるウニメド保険（Seguros Unimed）が、アルセロール・ミッタル（Arcelor Mittal）、エネル（Enel）、ネスレ（Nestlé）と並び、ブラジルで最も革新的な取り組みに光を当てるコーポレート・オープン・イノベーション賞に表彰されました。この表彰は、ウニメド保険の新しい「スーパーアプリ（Super App）」によるものです。GROW+は、ブラジルの投資家やイノベーションとデジタルトランスフォーメーションの専門家によって創出された、上質のスタートアップアクセラレーターです。
ウニメド保険によれば、新しいスーパーアプリへの今回の表彰によって、協同組合保険会社である同社が革新的でデジタルかつ持続可能な未来に向けて正しい軌道に乗っていることが裏付けられています。
ウニメド保険のイノベーション・新規事業責任者であるファビオ・ガスタル博士（Dr. Fábio Gastal）は、「今回の表彰は、利用者の期待に応えるデジタルソリューションを生み出すという職員の取り組みを反映しています」と述べています。
イノベーションの文化は、ウニメド保険の中心にしっかりと定着しており、この文化が同社の行動と戦略的計画の指針となっています。
手のひらの上にあるサービスと福利
ウニメド保険は、10月に職員や利用者にスーパーアプリの提供を開始しました。このアプリは、同社が提供するすべてのサービスを一箇所にまとめたもので、IOSとAndroidのプラットフォームで利用可能です。
スーパーアプリは、ウニメド保険の会員に対して、ほとんどの顧客が保険会社に通常期待するレベルを上回る差別化された提案を行ないます。サービス面では、会員がすでに購入した商品に関する一般情報、要望、優先的払戻し、およびユーザーが適切な医療を探すのに役立つ検索エンジンへのアクセスを可能にします。
また、保険契約者はスーパーアプリの中で、治療における一層の実用性と安全性の提供を目的とした新たなデジタルIDカードを保有します。この新しいデジタルIDカードのモデルは、治療を受けるために会員がカードの実物を提示する必要がなくなったことを意味し、ウニメド保険によれば、コロナ禍において接触とカードの共有を避けることで、すべての人の健康と幸福を守るのに役立ちます。
新型コロナウィルスのパンデミック下で人びとを助けるために、特別なセクションが特に設計されており、遠隔医療および歯科相談、専門家によるビデオ相談の予約ができる機能があります。
さらに、保険会社とその提携プログラムにアクセスし、商品（生命保険や住宅保険、歯科医療プランなど）をデジタル購入し、仮想コーチや、長・短期の健康目標システムで健康と幸福をケアすることも可能です。これはすべて、実用的かつ総合的な方法で、手のひらの上で行なわれます。詳細はこちらをクリックしてください。
「スーパーアプリ」は、ウニメド保険のデジタル・イノベーション・ユニットである Stormia が、ウニメド系統のオープン・アプリケーション企業の Unio と提携して開発したものです。
「ウニメド保険のスーパーアプリは、モバイルプラットフォームを通じて、人や組織の身体的・経済的な健康のケアを可能とする手法の変革に光を当てます。この提案は、新サービスで利用者の体験を向上させることを目的とした、新たな将来のデジタル戦略の一部です」と、ウニメド保険の最高経営責任者、ヘルトン・フレイタス（Helton Freitas）氏は述べました。
