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スライベント(アメリカ)がハビタット・ホームオーナーのための新型コロナウィルス救済に100万米ドル(1億400万円)を投資

 

昨年末、ICMIF会員である米国のスライベントThrivent)は、ハビタット・フォー・ヒューマニティHabitat for Humanity)(※ 住居問題にとりくむ国際NGO団体)のホームオーナーが、新型コロナウィルスのパンデミックによって引き起こされた予期せぬ経済的影響および不況から回復するのを支援するために100万米ドル(1億400万円)を寄付したと発表しました。この投資は、より多くの家族が経済的な安全と安定を達成するのを支援するという共有されたコミットメントによって推進され、米国および国外の家族を援助する地域および全国的なハビタット団体に資金を提供するものです。

新型コロナウィルスの発生により、世界中で何百万もの世帯が一時解雇、労働時間の短縮、賃金の引き下げを経験しています。米国では3分の1近くの世帯が、家賃や住宅ローン、光熱費、食料、医療など、すべてのニーズに対応しきれないと報告しています。パンデミックの最中およびその後の期間に家族が家にとどまるのを助けるために、スライベントでは、一時的な住宅ローンの救済で家族を支援するべく、全米の100の地域のハビタット団体に75万米ドル(7,800万円)を投資しています。

スライベントは、国際的なニーズを支援するために、全国的ハビタット・フォー・ヒューマニティ6団体にさらに25万米ドル(2,600万ドル)を投資しています。この資金は、家・地域社会・希望を築くというハビタットの世界的な使命を支援するものです。この資金援助は、全米の78の関連団体と提携して89軒の住宅を建設するというスライベントの2020年の取り組みに追加されたものです。

「今年は、経済的困難が日常生活にストレスと不安をもたらし、多くの人にとって非常に困難な年でした」と、スライベント傘下のスライベント・アドバイザーズ(Thrivent Advisors)でシニア・バイスプレジデントのニッキ・ソラム(Nikki Sorum)氏は述べます。「このパンデミックは、人びとにとって安全で手頃な価格の家を持つことがいかに重要であるかを明らかにしています。2020年に私たちが耐えてきたすべてのことを考えると、ハビタット・フォー・ヒューマニティに経済的支援を提供し、人びとが家にとどまり経済的安定を築き続けられるように支援できることを、とりわけ光栄に思います。」

スライベントとハビタット・フォー・ヒューマニティは2005年にパートナーシップを開始しました。スライベントとその会員は、世界的な住宅非営利団体に2億7,500万米ドル(286億円)以上を寄付し、手頃な住宅所有を通じてより多くの家族が力、安定性、自立を構築するのを支援しています。

「スライベントとの長年にわたるパートナーシップと、ホームオーナーならびに私たちのグローバルな使命への継続的なサポートに感謝しています」と、ハビタット・フォー・ヒューマニティ・インターナショナルの最高経営責任者(CEO)であるジョナサン・レックフォード(Jonathan Reckford)氏は述べています。「10年以上にわたり、家族の安定への私たちの共同の取り組みは、世界中でより繁栄する地域社会を構築するのに役立ってきました。私たちは家族と協力して安全で手頃な住宅所有を通じた経済的安全を構築することにより、私たちの価値観を共に行動に移します。」

スライベントは、人びとが財務の明確さを達成し、意義と感謝に満ちた生活を可能にするのを支援する多角的な金融サービス組織です。200万を超える顧客に、幅広い金融商品、サービス、ガイダンスを提供しています。スライベントとその子会社および関連会社は、電話やオンライン、そして全国の財務専門家や独立代理店を通じて、アドバイス、保険、投資、銀行業務、慈善に関する商品やプログラムを提供しています。スライベントはフォーチュン500企業であり、2019年12月31日現在の運用・助言資産残高は1,520億米ドル(15兆8,080億円)です。スライベントは、信用格付機関のAMベストからA ++(Superior)の格付けを取得しています。これは、AMベストの16段階の格付カテゴリーの中で最上位であり、2020年6月には据え置かれています。

ハビタット・フォー・ヒューマニティは、誰もがまともな住居が必要であるというビジョンに動かされ、ジョージア州南部のコミュニティ農場での草の根運動として1976年に始まりました。その後、キリスト教系住宅組織であるハビタット・フォー・ヒューマニティは、米国の50州すべてと70か国以上の地域コミュニティで活動する世界有数の非営利団体に成長しました。支援を必要としている家族や個人は、ハビタット・フォー・ヒューマニティと提携して彼らが家と呼べる場所を建設あるいは改善します。ハビタットのホームオーナーは、ボランティアと一緒に自分の家を建てるのを手伝い、手頃な住宅ローンを支払います。経済的支援、ボランティア活動、または手頃な価格の住宅を支援への賛同を通じて誰もが、家族が自分たちのより良い生活を築くために必要な強さ、安定性、自立を達成するのを助けることができます。

※ 文中の金額は1米ドル=104円で換算

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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