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PPS(南アフリカ)が「利益分配」給付に割増し制度を導入

 

南アフリカのICMIF会員PPSProfessional Provident Society)は、「利益分配クロス利用割増し」を追加し、独自の「利益分配」給付を強化しました。これにより、PPSの年間の事業利益および投資収益からの既存の「利益分配」の収入に加えて、PPS子会社および関連会社の対象商品を利用する会員は、最大3件までの利用件数に応じ追加的な割増し給付を得られる予定です。

「PPSでは、特にインテリジェントな金融ソリューションを通じて会員の『利益分配口座』を成長させることが、会員の利益のための革新になると信じています。『利益分配クロス利用割増し』は、『利益分配』対象の一連の商品を利用して頂いている会員に私たちが報いる方法です。最終的に『利益分配クロス利用割増し』は、時間の経過とともに『利益分配』収入の複利での成長を加速させます」とPPSのテクニカルマーケティング責任者であるモトシャビ・ノンベザ(Motshabi Nomvethe)氏は述べています。

「国として、南アフリカは新型コロナウィルスのパンデミックに起因する健康と経済面の荒廃から抜け出し始めました。会員が経済的安全を構築するのを支援し続けることは、PPSの最優先事項であり、『利益分配』モデルを見直す理由です」とノンベザ氏は付け加えます。

PPSは相互扶助の精神の下で事業を展開する南アフリカで唯一の多角的金融サービス会社です。このことは、投資収益とともに蓄積される独自の「利益分配口座」にすべての利益を配分することを通じて、対象商品を利用する会員がPPSグループの利益に対し独占的に権利を持つことを意味します。

2019年、PPSは会員の「利益分配口座」に事業利益と投資収益の合計42億ランド(303億6,600万円)を割り当てました。

  「利益分配クロス利用割増し」のコンセプト

この「クロス利用割増し」は、会員が利用する商品の数に応じてランク分けされます。割増給付は、PPSライフリスク商品に加入する会員を対象とし、会員が利用するそれ以外の子会社・関連会社の商品の数に応じてパーセンテージの比率が増加します。具体的な割増し率は次の通りです。

      • ライフリスク商品の他に子会社・関連会社の商品を1つ利用:利益分配が15%増加
      • ライフリスク商品の他に子会社・関連会社の商品を2つ利用:利益分配が22.5%増加
      • ライフリスク商品の他に子会社・関連会社の商品を3つ利用:利益分配が27.5%増加
  「利益分配」給付のロックを解除する

「PPSにおける成功の共有はうまくいっていると考えます。2019年までに6,804人のPPS会員が利益分配口座に100万ランド(723万円)を上回る額を蓄積しました。このことは、『利益分配』にリンクした『PPSプロバイダー』商品を当社の事業種目全体において適用することで達成されています」とノンベザ氏は言います。

「PPSは新型コロナウィルス後のニューノーマルに向け良好なポジションにあり、PPSグループは、会員に対して並外れた価値を提供するという長期目標に自信を持っています。『利益分配クロス利用割増し』の分配は、私たちの会員の経済レガシーに大きく貢献するものです」とノンベザ氏は結んでいます。

※ 文中の金額は1ランド=7.23円で換算

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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