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リオ・ウルグアイ保険(アルゼンチン)が広範囲にわたる包摂的な保険プログラムを開始

 

アルゼンチンのICMIF会員であるリオ・ウルグアイ保険Río Uruguay Seguros)と、保険を通じて社会と労働の包摂を促進するエスタクビエルト(Estacubierto)は、2月3日に「包摂保険ショップ」プログラムの公式オープン式典をオンライン上で行ないました。

この取り組みの第一段階は、ブエノスアイレス近郊のカルロス・ムヒカ(Carlos Mugica)とラ・フアニータ(La Juanita)に、そのための特別な保険の研修を受けた地域住民がスタッフを務める店舗を開設することでした。

店舗のオープンには、リオ・ウルグアイ保険の社長であるフアン・カルロス・ルシオ・ゴドイ(Juan Carlos Lucio Godoy)氏、U-RUS企業大学のコーディネーター兼理事会組織管理担当のベレン・ゴメス(Belén Gómez)氏、ヴァレーゼ・ブローカーズSRL(Varese Brokers SRL)およびエスタクビエルトのパートナーであるマクシミリアノ・セルバ(Maximiliano Selva)氏、ブエノスアイレス市の社会経済統合次官のトマス・ガルマリニ(Tomás Galmarini)氏、そして、「ラ・フアニータ」協同組合の組合長であるシルビア・フローレス(Silvia Flores)氏が出席し、このプロジェクトがどのように考案されたかや、取るべき次のステップについて語り合いました。

それらの支店は当初、歯科治療と医療の支援付きの個人傷害保険、生命保険、さらに自転車盗難保険、医療保険、住宅保険を引き受ける予定です。

このプロジェクトに関連して、U-RUS企業大学のコーディネーターであるベレン・ゴメス氏は、「スタッフは販売する商品について研修を受けるだけでなく、お客様と適切な会話をし、販売の方法を知り、販売後に起きることを理解できるように技術的なスキルも強化されています」と説明しています。

ゴメス氏によると、このプログラムは、保険が「予期せぬ出来事に直面したときに財産と生命を守るために必要な手段である」ことに基づいて、あらゆる国民の保険へのアクセスを民主化することで、全国に拡大することを目的としています。

リオ・ウルグアイ保険のフアン・カルロス・ルシオ・ゴドイ社長は、このプロジェクトに参加してくれたエスタクビエルトの会員と、保険の価値を理解し、その目的に取り組んでくれたブエノスアイレス市当局に感謝の意を表しました。

「パンデミックの最中に、歴史的な課題を解決するために構造的な社会経済的変化をもたらすことができること、そして本日、私たちがより大きな社会的統合に向けて動くことができることを嬉しく思います。それはまた、拡大する不平等の格差を私たちにより認識させてくれます。だからこそ保険はニーズをカバーし世界で最も貧しい人々を助けるために生まれたのです」とゴドイ社長は述べました。

保険は、貯蓄では得られないものを買えるという安心感を人びとに与えるものであるとゴメス氏は付け加えました。「貯蓄は、病気または埋葬や家の火事などの問題-重大な場合もそうでない場合もありますが、それは各住民の経済力に比例します-をカバーするのに十分ではない場合があります。それらは、保険会社が世界の問題-この場合はアルゼンチンの問題ですが-を解決するために作ることができるタイプのベンチャービジネスです。なぜならば、保険会社は経済面だけでなく社会的にもその役割を果たしているためです。」

ブエノスアイレス市の社会経済統合次官のトマス・ガルマリニ氏は、近隣の社会的指導者の働きと、リオ・ウルグアイ保険やエスタクビエルトのような企業の関与なしに、この取り組みは実現不可能だったと指摘しました。

ガルマリニ氏はまた、「これは都市問題に関する仕事であるだけでなく、そのようなプロジェクトの種を提供しているリオ・ウルグアイ保険やエスタクビエルトのような民間企業の支援なしに私たちだけでは成し遂げられない社会統合の仕事でもあり、それを進めるための最初の一歩です」と付け加えました。

ヴァレーゼ・ブローカーズSRLとエスタクビエルトのパートナーであるマクシミリアノ・セルバ氏は、次のように述べています。「私たちを動かすものが1つあるとしたら、それは成長し人生を前進させたいというすべての子供たちの願いです。リオ・ウルグアイ保険と一緒に作業に着手したとき、私たちは、具体的かつ測定可能で、アルゼンチン保険業界の他の企業が参入しようとしなかった場所に容易に導入できる何かを、そして金融教育とともに労働および社会の包摂プロセスを生み出すことを望んでいました。」

結論として、「ラ・フアニータ」協同組合の組合長であるシルビア・フローレス氏は、次のように述べています。「このことは社会統合が可能であること、理想的な国を築きたいと思っているのは自分たちだけではないことを示しています。このことは、すべての関係者を巻き込むことで、私たち全員がコミュニティの生活の質を向上させるために何かできることを教えてくれます。」

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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