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AVBOB(南アフリカ) 新型コロナウィルスのパンデミックに経済的支援を拡大

 

南アフリカ共和国が新型コロナウィルス感染の第2波への取り組みを続ける中、葬儀サービスと葬儀保険のプロバイダーであるICMIF会員の AVBOB は、愛する人の葬儀を行なう必要のある個人の経済的負担を一部軽減するために積極的なアプローチを取っています。

AVBOBは、この目的に向けて葬儀スタッフに個人用防護具を先んじて無償供与することにより、保険契約者と個人顧客にとっては、2020年7月から12月末にかけて合計700万ランド(5,061万円)の節約になったと述べています。この特典は延長され、2021年3月31日まで提供されます。

  支店のインフラを充実させるAVBOB

パンデミックの第2波で新たな新型コロナウィルスへの感染と死亡率が急激に上昇し、南アフリカの葬儀業界に大きな圧力がかかっています。しかし、2020年のパンデミック発生以来、課題に対応しそして個人顧客と保険契約者に引き続き尊厳あるお別れを提供可能とするために、数多くの対策を実施したとAVBOBは述べています。

最前線のAVBOBの労働者は、愛する人を失った家族の葬儀ニーズに対応するという大きな圧力にさらされています。このため、特定のAVBOB支店では営業時間を深夜まで延長し、一部の支店の外にはテントを建てて、顧客へのサービスをさらに効率的に進めることとしました。これは、新型コロナウィルスに伴う規制により支店内に立ち入りが許される顧客の人数が限られているためです。AVBOBでは、悲嘆にくれる人たちが乗り越えられそうもないような諸課題を軽減するために、あらゆる可能な対策を講じていると述べています。

この圧力の増大はまた、棺の需要の増加をもたらしました。AVBOBの広報担当ジェネラルマネージャーであるアドリアン・ベスター(Adriaan Bester)氏によると、AVBOBは、ブルームフォンテーン(Bloemfontein)にある「AVBOBインダストリーズ」において独自に棺(coffinやcasket)やその他の葬儀用品を製造しており、より大きな需要を満たすために必要な準備を全国的に行なっています。

AVBOBはまた、保険契約者と個人顧客に利益を直接もたらす革新的で費用効果の高い戦略を適用することの重要性を認識しています。第一波の死亡率の急上昇に対処するグループの計画の一環として、AVBOBはコンテナ型遺体安置所を導入しました。コンテナ型遺体安置所は、独自の冷却システムを備えた冷蔵庫付きの「リーファー」コンテナから転換され、遺体安置ラック・照明・ランプ・予備発電機などを備えるように改造されています。「私たちは22台のコンテナ型遺体安置所を作成して市場に投入し、それらは全国に送られました。収容能力をさらに増やすために、私たちは追加のユニットを用意しつつあります」と、ベスター氏は強調します。「これらのコンテナ型遺体安置所は、新型コロナウィルスで高まる需要圧力にさらされる各施設に私たちが追加機能を展開することを可能にします。」誰もが等しくこのパンデミックの影響に直面する中、AVBOBは保険契約者と個人顧客に利益をもたらす実行可能なソリューションを引き続き導入していく予定です。

このことは、「AVBOB葬儀サービス(AVBOB Funeral Service)」による無料の会員葬儀給付の間断ない提供でさらに実証されており、2020年7月初めから12月末までの期間において保険契約者にとってはさらに1億7,000万ランド(12.3億円)の節約となりました。対象となる保険契約者とABOB会員はこれらの無料の葬儀の恩恵(12,000ランド(8万6,760円)相当の葬儀、2,500ランド(1万8,075円)の当初費用の即時現金支払い、南アフリカ国内での遺体の無料輸送)を来年も享受し続けます。

AVBOBは、新型コロナウィルスのパンデミック中とそれ以後において、同社のブランドである「We’re here for you®」の約束を顧客に対して確実に履行できるように革新を続ける計画であると述べています。

※ 文中の金額は1ランド=7.23円で換算

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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