歓迎のご挨拶
この度、JA共済連、こくみん共済coop、コープ共済連の3団体が共同ホストとなって、『AOA会員訪問団』を東京で開催することとなりました。ホスト団体より、アジア・オセアニア会員の皆さまに歓迎のご挨拶を申し上げます。
四季の移ろいがはっきりと感じられる日本では、5月は新緑に溢れ、気候も穏やかで、最もさわやかで快適な季節といわれています。このような素晴らしい季節に皆さまをお迎えできることを非常に光栄に存じます。
我々3団体は、農業者、労働者、消費者とそれぞれ異なった組合員・契約者を対象とした協同組合保険(共済)の組織です。これまでもICMIF総会やAOAセミナーなどで組織の取り組みを紹介させていただきましたが、実際にご訪問いただくことで理解が深まるのではないかと思っております。また、3団体を一度に視察することで、それぞれの組織の相違点なども知ることができ、日本の共済事情全体を知っていただく好機になることも期待されます。
近年のICMIF総会やAOAセミナーでは、会員の戦略で重視している内容が多く取り上げられてきましたが、今回の視察でも我々の取り組みの中から、特に「自然災害などへの取り組み」「SDGs」「若者の取り込み」などをご紹介できればと考えております。
ぜひ、この機会に来日いただき、視察を通じてたくさんの「実り」が皆様と私共に生まれれば幸いです。
JA共済連 こくみん共済coop コープ共済連
代表理事理事長 代表理事理事長 代表理事理事長
柳井 二二夫 打越 秋一 和田 寿昭
- 日 程 : 2024年5月22日(水)~ 5月23日(木) ※1月4日にお送りした「2024年度活動計画」から開催日が1日前倒しとなりました。
- 場 所 : 東京都、千葉県
- 受入会員 : JA共済連(全国共済農業協同組合連合会), こくみん共済coop(全国労働者共済生活協同組合連合会), コープ共済連(日本コープ共済生活協同組合連合会)
※3団体の概要(日英)はこちらから確認できます。
《協力団体》 日本共済協会
- 内容(予定)
- 日本の共済事情やそれぞれの組織の特徴について理解を深めます。
- JA共済連を訪問し「自然災害や農業事故に関する取り組み」について視察と体験を交えて学びます。
- こくみん共済coopを訪問し「SDGsに関する取り組み」などについて伺います。
- コープ共済連の会員生協である東京大学生協を訪問し「組合員の声から商品改定する CO・OP共済 と大学生どうしで助け合いの輪を広げる取り組み」について伺います。
- 行程(予定)(注)詳細な行程ができ次第、適宜更新します。
- 【1日目】 5月22日(水) 日本共済協会 JA共済連
時間 | プログラム概要 | 対応組織 |
未定 | JA共済ビルに集合 | |
日本の共済事業概要説明 | 日本共済協会 | |
【概要】
JA共済連が重視する自然災害および農業リスクへの取り組みについて、講義、現場視察、プログラムの体験を通じて理解する。 【参加者が得られること】 (1) 東日本大震災で業務部長として陣頭指揮を執った代表理事(歸山専務)が語る、JA 共済連が展開する事業や戦略と事業戦略における災害対応の重要性ならびに同対応に向けてIT などを駆使した最近の取り組み等 (2) 熊本地震の現場で陣頭指揮を執った森常務が語る、自然災害対応における農業協同組合組織の強みについて (3) JA 共済連が「人材育成」で注力している「ひと、いえ、くるま」の引受・支払にかかる人材育成の場である幕張研修センターを視察 (4) JA 共済連における巨大自然災害に対する支払余力の確保と、迅速かつ適正な支払いに向けた取り組み (5) 地震リスクの低減に向けた取り組みの一例として、JA 共済連が展開しているザブトン教授の災害教室(地震の揺れをVR で体験することで、備えの重要性をこどもと大人が一緒になって理解する教室)を体験することで、災害への備えについての取り組みのポイントを理解 (6) 農業協同組合組織であるJA 共済連が展開する農業リスクへの取り組みの全体像について学び、その一例として、農作業中の事故を「農作業事故体験VR 」で疑似体験する。また、こうした活動が持続可能な農業に貢献することで、食料や気候・環境などの社会問題の解決にも連鎖していくことの理解。 |
JA共済連 | |
夜 | ウエルカムディナー | ホスト3団体主催 |
- 【2日目】5月23日(木) こくみん共済coop コープ共済連
時間 | プログラム概要 | 対応組織 |
未定 | JA共済ビルに集合して専用車でこくみん共済coopに移動もしくは直接会場(こくみん共済coop)集合を選択可能 | |
午前 | 【テーマ】 SDGsに関する取り組み
【内容】 (1)これまでの大規模災害に対する対応について(能登半島地震含む) (2) これからの防災・減災プロジェクトについて (3) 火災共済・自然災害共済について |
こくみん共済coop |
午後 | 【テーマ】 組合員の声から商品改定する CO・OP共済 と大学生どうしで助け合いの輪を広げる取り組み【概要】 組合員の声から商品改定を重ねてきたCO・OP共済の歴史をご紹介します。また、コープ共済連の会員生協であり、日本の最高学府、東京大学にある 東京大学消費生活協同組合(以下、東大生協)の視察と大学生協での共済の取り組みをご紹介します。【詳細】 (1) CO・OP共済の概要説明 年間30~40万件の組合員の声をもとに商品改定し、900 万人まで広がってきたCO・OP共済の歴史について具体例を交えながらご紹介します。 ・子どもの保障ジュニアコースを中心とした商品改定の歴史について ・2024 年に実施予定の出生前加入制度について ・子どもから切れ目のない保障を提供し、一生涯の保障へ(2) 大学生による学生総合共済の取り組み報告 大学生協の概要に加え、「組合員である大学生が、学生同士で共済を広め、助けあう学生のための共済」について、大学生協で活躍している学生から報告します。 (3) 東大生協ツアー ※東大生協の学食でのランチを予定していますので、お楽しみに! |
コープ共済連 |
- 参加対象者
AOA会員団体の役職員
最大30名での開催を予定しております。申し込みが多い場合には、1団体3名程度に調整させていただく場合がございます。(同時に開催するAOA理事会への参加理事は別枠となります。)
- 参加登録料
会員の参加登録料は無料です。
- 費用負担
以下の費用につきましては、参加者側でご負担願います。
- 交通費(航空運賃、現地交通費含む)
- 滞在中の宿泊費(朝食代含む)
- 現地滞在中のその他の個人的費用
- 参加登録方法
参加申し込みは2024年3月末までにこちらからお願いします。
参加申込が多数の場合は、後日、1会員当たりの参加者数を調整させていただく場合がございます。
なお、諸手配の都合上、参加者氏名が確定していない場合であっても、参加予定人数が確定している場合にはその旨を AOA事務局までご連絡くださいますようお願いいたします。
- ホテル
参加者が集合場所を参考に各自で予約いただきます。最寄りのホテルについて質問がありましたら担当までご連絡ください。
<参考:集合場所>
1日目 | JA共済ビル | 東京都千代田区平河町2-7-9
(最寄駅 地下鉄永田町、半蔵門、麹町) |
2日目 |
【選択1】JA共済ビルから専用車で移動 【選択2】直接会場(こくみん共済coop)に集合 |
【選択1】東京都千代田区平河町2-7-9
【選択2】東京都渋谷区代々木2-12-10 (最寄駅 JR新宿(南口)、都営地下鉄 新宿) |
- 言語
説明等は日本語または英語で行なわれます。通訳(日本語/英語のウィスパリングまたは逐次通訳)が入ります。
- その他
日程詳細などにつきましては、確定いたしましたら改めてご案内いたします。
- お問い合わせ
ご不明な点などがございましたら下記のAOA事務局までお問い合わせください。
担 当: 大坂
電 話: 03-5215-9104
Eメール:secretariat@icmifasiaoceania.coop