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ICMIF5-5-5マイクロ・インシュランス開発戦略、2016年6月の開始以来300万人以上に保険サービスを提供

I5-5-5_improves_the_lives_of_20millionCMIFの5-5-5マイクロ・インシュランス開発戦略による相互扶助組織のマイクロ・インシュランスの普及人口は、322万1,645人と、300万人の大台に乗りました。同戦略は、対象5カ国のうち現在2カ国で展開が進んでいます。

ICMIFは2016年6月以降、フィリピン、インド、ケニア、コロンビア、スリランカに変化をもたらすべく、現地のプロジェクトパートナーおよび加盟組織と共に同戦略に取り組んできました。この戦略を通じて、これら5カ国で5年間の間に新たに500万人の低所得世帯(2,500万人に相当)に相互扶助組織のマイクロ・インシュランスを普及させることを目指しています。

フィリピンでは、ICMIFは現地の加盟組織と提携し、同戦略を展開しています。リマンジ(RIMANSI)は、17のマイクロ共済組合(Mi-MBA)とマイクロ保険テクニカルリソースセンターをまとめる団体です。RIMANSIはフィリピンにおけるマイクロ共済組合の経営の専門化と、そのビジネスモデルの普及を目的として、2005年に複数の大手マイクロ金融機関により設立されました。

インドでの同戦略展開においては、ICMIFは加盟組織のアップリフト・ミューチュアルズおよびダーン・ファンデーションと提携しています。2004年創業のアップリフトはヘルスケア・エコシステムに重点を置いたコミュニティ医療保険プログラムのパイオニアです。同社は加入者の自己負担を抑制できる、完全にコミュニティベースの医療保険のリスクモデルを確立し、質が高く疾病予防や健康増進に資する医療サービスに安価にアクセスできるようにしました。

ダーン・ファンデーションは1997年に創設され、小規模な農業や商業を営む人々など貧しく取り残されたコミュニティでの貧困削減に取り組んでいます。ダーン・ファンデーションは、6万2,000以上の互助グループや418の連盟と提携し、これまでに14州で計150万世帯以上に支援を提供し、34万世帯以上が貧困から脱却するための手助けを行いました。ダーン・ファンデーションの互助によるリスク保障プログラムは現在35万を超える世帯に普及しています。

上記以外のケニア、コロンビア、スリランカについては、ICMIFは現地の加盟組織と共同で引き続き実施展開のための戦略を策定しています。2018年2月にはケニアで、その後コロンビアとスリランカでの展開が予定されています。

ICMIFの5-5-5マイクロ・インシュランス開発戦略を支援する加盟組織数は現在13カ国の20組織に達しています。ICMIFの加盟組織による5-5-5戦略への支援詳細については、ICMIFのティナ・ブレイン(Tina Blain、リソース動員担当)にお問い合わせください。(Eメール:tina@icmif.org または電話(+44) 161 929 5059)

写真:5-5-5戦略の国別戦略展開の一環として、インドのムンバイに開設されたアップリフト・ミューチュアルズの新事務所のオープニングイベント

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。
記事日付 2017.12.7

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