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講演者プロフィール 【講演 2】 ウィリアム・B・マッキニー


 


ウィリアム・B・マッキニー
スライベント・フィナンシャル(アメリカ)
副社長(戦略・長期開発管理・人材開発統括責任者)

ビル・マッキニー氏は、米国最大のフラターナル組合であるスライベント・フィナンシャルの副社長として、戦略、長期開発管理、人材開発の各部門を統括しています。

現在の主な役割は、スライベントが保険市場の動向に合わせて、組織の力を最大限に発揮できるように3~5年先を見据えた事業戦略、人材開発を策定し、実行することです。また、フラターナル組合としての特性を活かした組合員との関係を将来にわたって強化していくこともビルの重要な仕事のひとつです。

スライベントは、フォーチュン500 ※1 にランクインする組織で、1,000億ドル(約10兆円)の資産を有し、幅広い金融商品とサービスを全米200万人以上の組合員に提供しています。ビルがスライベントに入社したのは2003年で、これまで推進戦略、ファイナンシャル・アソシエイト(専属の営業職員)の採用および育成、マスマーケット戦略、新規事業開発、市場調査・分析、ビジネス・インテリジェンス、人材開発・組織改革等の様々な部門を率いてきました。

現在、ケアリング・ブリッジ ※2 やミン・ポスト ※3 というNPO団体の理事、さらには、ICMIFのインテリジェンス委員会の委員も務めています。また、過去には全米フラターナル同盟(AFA)の会長(2013年~2014年の1年間)、ミネソタ子供博物館の運営委員長(8年間)を務めてきました。

生まれはケンタッキー州東部で、ミネソタ州のカールトン大学を卒業後、ミネソタ大学でMBAを取得しています。スライベントに入社する前は、ミネアポリス市内で宅配事業の運営に携わった後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社しました。マッキンゼーでは、金融サービス部門世界上位500社に入る企業を顧客とする戦略コンサルティングチームの責任者として、戦略、組織設計、業務の効率性向上に関するアドバイザリー業務を担当しました。

現在は、妻のエイミーさんと3人のお子さん(エリー、フィン、メット)とともにミネアポリスで暮らしています。プライベートでは、アイアンマン・トライアスロンを2回、フル・ハーフマラソンを何度も完走するほど熱心なアスリートでもあります。

※1 フォーチュン500
フォーチュン誌が、全米上位500企業を総収入(税引後)にもとづきランキングにしたもの。2015年、スライベントは333位にランクイン。

※2 ケアリング・ブリッジ(CaringBridge)
病気やけが等で治療を必要とする患者やその家族、友人、知人等が、患者一人ひとりのウェブサイトを立ち上げ、症状や治療の進行に応じた情報交換をおこなうための無料ウェブ・プラットフォームを運営する団体。1997年設立、本部ミネソタ州、個人の寄付を収入源とする。

※3 ミン・ポスト(MinnPost)
オンラインでミネソタ州のニュースを提供する非営利団体。記事のほか、音声や動画も活用してプロのジャーナリストがニュースを伝え、市民の様々な意思決定に資することを目指す団体。2007年設立、財団や個人の寄付を収入源とする。

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