カナダのICMIF会員のコーポレーターズ（The Co-operators）は、コーポレーターズ地域社会基金を通じて新たに開始したコープ・インパクト・プログラム（Co-op Impact Program）から100万カナダドル（8,100万円）の長期資金を提供することで、継続中の協同組合セクターへの支援を強化しています。当プログラムの焦点は、新型コロナウィルスのパンデミックの中で変化する経済状況に適応する中小規模の協同組合を支援することにあります。
「パンデミックの不確実性の中で、会員、職員、地域社会に最善のサポートを行なうために商品やサービスを革新するのは困難であるかもしれせんが、イノベーションを支える資金を確保することは難しいことではありません。私たちはまた、このような時期において、協同組合とその会員が支え合い続けることがこれまで以上に重要であると考えており、そのため、新たなニーズに適応しながら、活発なカナダの協同組合運動を強化することが極めて重要です」とコーポレーターズ地域社会基金の理事会会長であるコレット・ロバートソン（Collette Robertson）氏は語ります。
100万カナダドルのコープ・インパクト・プログラムは、コーポレーターズ地域社会基金を通じて提供され、投資ポートフォリオの10％をコミュニティ・インパクト投資に配分する取り組みを促進するものです。これにより、社会的および環境的利益に貢献しながら、経済的収益が生み出されます。新規あるいは既存のプロジェクトに基づく取り組みが新型コロナウィルスの環境下で成長するための努力を支えている個々の協同組合に対して、コープ・インパクト・プログラムを通じ4万から10万カナダドル（324～810万円）の低利融資という形で長期資金が提供されます。
カナダの協同組合は、5分間の自己評価を完成させることで、コープ・インパクト・プログラムへの参加資格について確認することができます。コープ・インパクト・プログラムの詳細はこちら。
この発表は、パンデミックのさまざまな継続的な影響に直面しているカナダの協同組合や地域社会を支援するコーポレーターズの幅広い取り組みの一環です。それらには以下のものが含まれます。
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- 新型コロナウィルス協同組合支援基金（20万カナダドル）
- ユナイテッドウェイの新型コロナウィルス救援（20万カナダドル）
- パンデミック時の若者のメンタルヘルス支援（22万カナダドル）
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※ 文中の金額は1カナダドル＝81円で換算
