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EMC(アメリカ)が2020年における慈善寄付とコミュニティ参加の成果について発表

 

今月初め、アメリカのICMIF会員 EMCEMC Insurance Companies)とEMC保険財団EMC Insurance Foundation)は、自分たちの2020年における慈善寄付とコミュニティ参加の成果について発表しました。

EMCは毎年、EMC保険財団を通じて前年度の剰余金の0.1パーセントに相当する金額を寄付に配分しています。昨年の寄付を含めると、同財団の慈善寄付額は1989年の設立以来2,700万米ドル(28億6,200万円)を超えました。

「地域社会との関わりこそがEMCの存在意義です」と、EMCの社長兼最高経営責任者であるスコット・ジーン(Scott Jean)氏は述べます。「私たちはしばしば、自分たちの『動機』は生活を良くすることであると言っています。私たちは、自分が住みそして働く地域社会の生活の質を高めることに専念しています。 地域社会への還元と奉仕に対するEMCの長期的で深い関与は、EMCの職員・代理店・保険契約者にとって大きなな誇りです。」

以下は、2020年におけるコミュニティ参加の成果の概要です。

EMC保険財団の寄付総額:156万米ドル(1億6,536万円)

恩恵を受けた非営利団体:103

ユナイテッドウェイ(ユナイテッドウェイ)への影響の合計額:66万3,745米ドル(7,036万円)

ユナイテッドウェイへの寄付(職員分):44万2,496米ドル(4,690万円)

ユナイテッドウェイへの寄付(EMCによる50%マッチング分):22万1,249米ドル(2,345万円)

  2020年の貢献ハイライト
– フィーディング・アメリカ(Feeding America):合計47万5,500米ドル(5,040万円)、うち学校のフードパントリー(食料配給所)やその他の児童飢餓対策プログラムに45万米ドル(4,770万円)、EMCがオフィスを構える米国の17都市のフードパントリーへの資金提供に2万5,500米ドル(270万円)
– 中小企業復興補助金プログラム(Small Business Grant Relief):アイオワ州中部の官民コンソーシアムを通じて7万5千米ドル(795万円)を寄付
      • 多様性、公平性、包摂性((DE&I):2020年には、DE&I関連の組織やイベントへの支援に注目が集まりました。EMCは、以前から「I’ll Make Me a World in Iowa African American Festival」、「Women Lead Change Central Iowa Conference」、「Iowa Asian Alliance’s CelebrAsian」、「Iowa’s Latino Heritage Festival」などのイベントを支援してきましたが、2020年はこれに「OneIowa Gala」、「Juneteenth Celebration」を含むいくつかが追加され、2021年にはさらなる支援が計画されています。
      • コンフルエンス醸造地域貢献ビール(Confluence Brewing Local Cause Brew):EMCは、ビール醸造会社「Confluence Brewing Company of Des Moines」と提携して限定版ビールを醸造し、アフリカ系アメリカ人コミュニティを基盤とするアイオワ州で最も歴史ある組織 Willkie House に貢献しました。Willkie Houseは、主に有色人種の低所得世帯の5〜14歳の子供向けに放課後や夏季のプログラムを提供しています。このビールは、黒人がオーナーとなり全国で販売されている初のコーヒーブランドである BLK and Bold の豆で作られたコーヒー・ケルシュ(a coffee Kolsch)でした。アイオワ州エイムズを拠点とする黒人アーティスト、ジェイミー・マローン(Jamie Malone)のアート作品をフィーチャーした缶を使っています。
      • ホリデーギフト・ドライブ(Holiday Gift Drive):EMC中部アイオワの職員たちは、子供たちにメンタルヘルスサービスを提供するデモインで最古の地域慈善団​​体であるオーチャード・プレイス(Orchard Place)が奉仕する子供たちのために、200個以上のホリデーギフトを寄付しました。
      • 中部アイオワ・ウォータートレイル(Central Iowa Water Trails):EMC保険財団は、150マイル(240km)の水路と86のアクセスポイントを包含する、中部アイオワ・ウォータートレイル・プロジェクト(Central Iowa Water Trails Project)の支援のために署名しました。このプロジェクトは、経済発展を促進し、アウトドアのレクリエーションを強化し、労働者と観光客を引き付け、水の質と安全性を向上させます。EMCは、デモインのダウンタウンの南東にあるスコット・アベニュー・ダムの「トレイル・コネクタ・プラザ」への彫刻の設置を後援しています。このコネクタは、プロジェクトの中で最初に完成するダウンタウン・フェーズであり、2023年の完成予定です。EMCでは、メトロ・デモインの景観を改善する共同コミュニティ・プロジェクトを支援したいと考えています。

ここ数年、EMC保険財団は完成間近の他の2つの大きなコミュニティ・プロジェクトに資金を提供しました。具体的には、ウェスト・デモイン地域の屋内スポーツ施設であるMidAmerican RecPlexと、ダウンタウン・デモインの国内最大の屋外スケート場であるLauridsen Skate Parkです。いずれも2021年前半にオープンする予定です。

全国18都市にあるEMCの支店やサービス・オフィスもそれぞれの地域社会で活動しており、募金活動に参加し、非営利団体のための寄付品収集活動を開催しています。以下にいくつかの例を示します。

      • ロードアイランド州プロビデンスのオフィスは、ホリデーギフト・ドライブのために、困っている家族を支援する非営利団体である Children’s Friend と提携しました。
      • コロラド州デンバーのオフィスは、バーチャルなターキートロット(Turkey Trot)に参加し、マイルハイ・ユナイテッドウェイ(Mile High United Way)のため貢献しました。
      • テキサス州ダラスのオフィスは、靴下を集めて10の地元の慈善団体に配布しました。
      • ノースダコタ州ビスマルクのオフィスは、NeighborWorks Boise の Rake Up Boise のイベントに参加し、高齢者や障害を持つ人々のために落ち葉を集めました。
  EMC保険財団について

EMC保険財団は1989年に設立され、教育、青少年、芸術・文化、保護、保健・福祉サービス、地域社会プロジェクト、緊急のニーズなどさまざまな分野で、内国歳入法第501条C項3号に基づく全国の非営利団体に資金を提供しています。当財団は、EMCから分離され、別個の独立した非営利団体です。詳細については、EMCコミュニティ参加のページにアクセスしてください。

EMCは、正味保険料収入で国内の損害保険組織のトップ60に入り、従業員は2,400人を超えています。「雇用者相互扶助損害会社(Employers Mutual Casualty Company:EMCC)」は、アイオワ州で労働者災害補償を引き受けるために1911年に組織されました。現在は「EMC Insurance Companies」の商号で営業している同社は、全米で損害保険商品とサービスを提供し、世界中で再保険契約を結んでいます。EMCCは、全米50州とコロンビア特別区で営業認可を受けています。

※ 文中の金額は1米ドル=106円で換算

 

ICMIFサイトの英語ニュース記事(以下にリンクを表示)を許可を得て翻訳・転載しています。

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